公認心理師試験のワンポイント情報 第1回

公認心理師受験対策WEB講座を受講中の皆様に、公認心理師試験のワンポイント情報をお送りいたします。
今回は第一回目です。

9月の試験まで、残すところ3か月ほどになりました。
6月1日(日)にWEB講座のテキストデータのすべてを掲載しましたので、講座のページをご覧ください。

これからも、スポットで試験に役立つ動画やPDFを追加していきます。

さて、6月3日(日)に横浜労災病院の山本晴義先生に講演をお願いしますので、今日は「過労死」や「自殺」について考えてみたいと思います。過労死も自殺も国家的な重要課題のためか、自殺関連問題は精神保健福祉士の国家試験では毎年頻出です。

下記URLのページをご覧くださるととお分かりのように、精神保健福祉士の国家試験の第17回(平成26年)と第19回(平成28年度)に同じような内容で出題されています。
https://www.iryo.co.jp/?page_id=32116

ひっかけがあるものの、問題文のなかにある「自殺対策白書」を読んでいれば正解を選択できる問題です。
例えば、白書の中に以下のような記述があります。

○原因・動機別の自殺者数の推移原因・動機別の自殺の状況
平成18年までの原因・動機別の自殺の状況について、自殺統計によれば昭和60年前後に自殺者が急増した際には、「健康問題」及び「経済・生活問題」が増加している。
また、平成10年に自殺者が急増した際には、「家庭問題」や「勤務問題」が若干増加したものの、「健康問題」「経済・生活問題」が大きく増加している。

この文章だけではなく、白書の説明文を読んでおくことは役に立つ気がします。
(白書の掲載は平成28年度版から内閣府から厚生労働省のホームページに移動)
この問題の正解は、山本先生の解説を参考に次回のメールに掲載します。

ところで「ストレスチェック制度」も、産業・労働分野の重要なキーワードだろうと思います。「ストレスチェック制度」について知りたい方には、「職場のストレスチェック制度」という小冊子がお勧めです(本体価格800円・石見忠士著・労働調査会)。

増補版 日本で一番やさしい職場のストレスチェック制度の参考書

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