わかりやすい交流分析

¥1,320 (税込)

著者:中村 和子(元久留米大学)
杉田 峰康(福岡県立大学名誉教授)
判型:A5判
頁数:102頁
定価:1,200円(本体)+税
発行:1984年11月30日(新装版2007.8.31)
ISBN:978-4-88509-003-5
※本書は、キャンペーン対象外です。

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説明

最近、心の問題がいろいろな形で影響している体の病気や、行動上の問題が増えてまいりました。実際にこうした事態に取り組んでみて、治療者側の感じ方や態度が、患者さんの経過を大きく左右することを知って驚かされます。

交流分析の目的は、何よりも自己への気づきにあります。自己理解が深まって、こちら側のパーソナリティに相当な程度の変化が起きたとき、患者さんや生徒さんに何か役立つことができるのではないでしょうか。

昭和59年11月24日 著者代表 杉田峰康

(序文より一部抜粋)

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初心者の方々にも十分理解できるよう平易に説明。交流分析をやさしく学ぶ基礎コースです。

交流分析の第一人者である杉田峰康先生と、数カ所の看護場面、福祉、教育の場の相談室と幅広い活動をされた中村和子先生の共著です。

これから交流分析を始めようという方にとってもわかりやすく、実際にすぐに活用できる実例も掲載。読みやすく、わかりやすいTAの入門書です。

第1章 構造分析(三つの私)

A 交流分析とは

B 構造分析
1 自我状態とは
2 P 親の自我状態
3 A 大人の自我状態
4 C 子供の自我状態

C 構造分析の実際
事例:1
事例:2

第2章 交流パターンの分析

A 相補的交流(適応的交流)
1 P⇔Pの交流
2 A⇔Aの交流
3 C⇔Cの交流
4 C⇔Pの交流
5 A⇔Pの交流
6 C⇔Aの交流

B 交叉的交流
1 〔P→C〕対〔C←P〕の交流
2 〔A→A〕対〔C←P〕の交流
3 〔A→A〕対〔A←P〕の交流
4 〔A→A〕対〔P←C〕の交流
5 〔C→P〕対〔P←C〕の交流

C 裏面的交流(仮面的交流)

第3章 ゲーム分析

A ゲームとは
1 はい、でも
2 キック・ミー(私を嫌ってくれ)
3 仲間割れ
4 あなたのせいでこんなになった
5 ひどいもんだ(大騒ぎ)
6 決裂
7 あら探し
8 苦労性
9 あなたをなんとかしてあげたいと思っているだけなんだ
10 精神療法
11 義足

B ゲームの公式

C ゲームの扱い方
1 交叉的交流を用いる
2 フィードバック的交流
3 Aの姿勢をとること
事例:3
4 値引きを止めること
事例:4

第4章 ストローク

A ストロークとは

B ストロークの種類
1 陽性のストローク
2 陰性のストローク
事例:5
事例:6
事例:7
事例:8

第5章 時間の構造化

A 自閉・閉じこもり
B 儀式
C 活動・仕事
D 雑談・社交
E ゲーム
F 親交(親密さ)

第6章 基本的構え

1 私はOKでない。他人はOKである。
2 私はOKである。他人はOKでない。
3 私はOKでない。他人もOKでない。
4 私はOKである。他人もOKである。

第7章 脚本分析

A 脚本のタイプ
1 破壊的な脚本
2 平凡な脚本
3 成功者の脚本

B 禁止令
1 存在するな
2 女(男)であってはいけない
3 自然な感情を体験してはいけない
4 楽しんではいけない
5 健康であってはいけない
6 成功してはいけない
事例:9

追加情報

重さ 0.18 kg