Transactional Analysis News 231

index No.24
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Transactional Analysis News 
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○○■○■○■○ ●交流分析メールマガジン 第231号     2015/02/27 
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○○■○■○■○ http://www.iryo.co.jp/ta-net       1,871部に発行 
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 みなさま、こんにちは。 
 私の家の近所では、早咲きの梅がもうすっかり見ごろを終え、通勤途中の道
 の木々をよくよく観察すると、木の芽や花のつぼみが少しずつ大きくなって
 きていることに気がつきます。季節は少しずつ春に向かっています。
 今号では、春から始まる交流分析と関連の深い周辺分野を学べる講座をご案
 内いたします。
                               (森山貴代) 
 
■CONTENTS■────────────────────────── 


【1】セミナー情報: 
    
  (1)DVD特典つき早期お申し込みは3月16日まで!
     4人のファシリテーターから学ぶ
     「ゲシュタルト療法−プレトレーニングコース<全10日間コース>」

【2】コラム:「英国生まれの“関係性TA”」
  


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 セミナー情報(1)
     DVD特典つき早期お申し込みは3月16日まで!
     4人のファシリテーターから学ぶ
     「ゲシュタルト療法−プレトレーニングコース<全10日間コース>」 
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 ゲシュタルト療法は、未完結な問題や悩みに対して、再体験を通しての「今
 ここ」での「気づき」を得る心理療法です。

 交流分析における再決断療法の源流であり、また、NLPの源流の一つでも
 あるとともに、コーチングなどにも影響を与えています。

 心と身体は一体であるという視点から、言葉だけではなく、非言語的な表現
 も重視するのが特徴です。

 今回のコースは、基礎から理論を含めて初心者からでも学ぶことが出来る全
 5回・10日間(60時間)で行われる継続した集中体験コースです。

 3月16日までのお申込で、ゲシュタルト療法をテーマとした5本のDVDか
 らお好きな物を一つプレゼントいたします。

   

   講 師:百武正嗣
       (日本ゲシュタルト療法学会 理事長)
       (ゲシュタルトネットワークジャパン 理事長)

       河村葉子
       (日本ゲシュタルト療法学会 常任理事)
       (ハートフリースペースカウンセリングルーム主宰)
       
       江夏亮
       (日本ゲシュタルト療法学会 副理事長/スーパーバイザー) 
       (カリフォルニア臨床心理大学院 臨床心理学研究科准教授) 

       渡辺トヨ子 
       (日本ゲシュタルト療法学会 理事)
       (ゲシュタルトネットワークジャパン ファシリテーター)

 
   日 時:全5回・10日間 
       各回 土曜日は10:00〜17:00/日曜日は9:30〜16:30

       【第1回】2015年4月4日(土)〜5日(日)百武正嗣
       【第2回】2015年5月9日(土)〜10日(日)河村葉子
       【第3回】2015年8月1日(土)〜2日(日)江夏亮
       【第4回】2015年10月10日(土)〜11日(日)渡辺トヨ子
       【第5回】2015年11月21日(土)〜22日(日)百武正嗣

       ※第1回は一般参加枠があります。
        詳しくは下記「セミナー情報2」をご覧ください。

   会 場:【第1回】
         品川区総合区民会館 きゅりあん5F 第1講習室
         (東京都品川区)

       【第2回】
         日本工業大学神田キャンパス 3F多目的ホール
         (東京都千代田区)

       【第3回】〜【第5回】
         都内で調整中 

   参加費:1名 216,000円(資料代・消費税込)【予約前納制】 
       
   詳 細:  http://www.iryo.co.jp/q3675.html   


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  内容: 
   【理論編】 
    ・ゲシュタルト心理学と全体性
    ・心理学の中でのゲシュタルト療法の必要性
    ・ゲシュタルト療法ですること
    ・気づきの3つの領域(気づきのレッスン)
    ・ゲシュタルト療法の原理(未完了、今ーここ、ホメオスターシス)

   【実習編】 
    個性豊かな各ファシリテータが、
    色々なテーマを入口にワークを行います 
    (例) 
    ・未解決な問題のワーク 
    ・夢のワーク 
    ・家族連鎖のワーク 
    ・「今、ここ」で気づいていることから始めるワーク 

   ※プログラムの内容は一部変更される場合があります。

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 ▼ お問合せ:株式会社チーム医療  
    http://www.iryo.co.jp/index.php?main_page=contact_us  




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 コラム:「統合的アプローチとしての交流分析」

   ★交流分析やコミュニケーションについて、ともに学びあいませんか?★ 
      ご意見・ご感想は… 森山貴代 moriyama@iryo.co.jp 
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 来たる3月22日(日)に、杉田峰康先生のセミナーが開催されます。

  「フロイト、アドラー、ユングから見た交流分析
   〜統合的心理療法としてのTAを目ざす第一歩として〜」
    http://www.iryo.co.jp/q3669.html  


 そのセミナー紹介ページの杉田先生からのメッセージに、次のようなくだり
 があります。

  −−−−−−−−
  今日、カウンセリング、心理療法の領域において理論、技法の統合への
  動きがあります。

  〜(略)〜

  交流分析も他の主要な精神療法の多くと同様に原点はフロイトの理論に
  ありますが、人間主義から行動主義にわたる広い範囲から影響をうけな
  がら、実用的で理解しやすいシステムへと統合されてきました。

  そして今日、TAは自我心理学から自己心理学へのルーツの移行という変
  化の下、新たな統合の世界の入りつつあります。

  これからは英国などヨーロッパを主流とするTAを学ぶことも、私たちに
  期待されましょう。
  −−−−−−−− 
 
  
 ここでいう「英国などヨーロッパを主流とするTA」とは、「関係性TA
 (交流分析)」と言われているものです。

 関係性TAについて、そして、日本の精神分析の理論とTAとの統合などに
 ついて、交流分析学会の会報に簡単にわかりやすく書かれているものがあり
 ますので、ご参考になさってください。 

  「第40回日本交流分析学会中央研修会報告
   テーマ 『世界のTA、日本のTA』」
    http://www.js-ta.jp/download/40kenshukai2.pdf     
   



 日本にTAを紹介されたお一人である杉田先生も、TAと他の理論について
 の統合のお話をよくなさいます。

 自我が確立される以前の「自己」の確立の時期(乳幼児期)の、乳児と重要
 な養育者との間での「関係、交流」とその質について学ぶことが、交流分析
 をベースとした治療者、支援者にも重要である、と、おっしゃいます。
   
 その理論に基づいた乳幼児と養育者の関係と、自己がどのように成り立って
 行くのかも、P、A、Cで図解され、「なるほど、そうなのか」と合点がい
 くことが多いです。

 それらは、コフートの自己心理学などがベースになっています。


 
 さて、話を冒頭のセミナーに戻しますが、本セミナーでは上記の視点とはま
 た違った「統合的アプローチとしてのTA」を学ぶ機会となりそうです。
   
 みなさんご存知のように、TAは「精神分析の口語版」とも言われるように、
 精神分析と深く関係があります。

 精神分析の祖であるフロイト、そこから派生したアドラー、ユングの理論と
 TAには、どんな類似点や違いがあるのか?
   
 バーンは、それらの理論にどのような影響を受けたのか?  
   
 あらためて、TAに深い、かつ統合的な影響をもたらしてきた3人の精神分
 析家の理論とTAへの応用を、杉田先生のご講義から一緒に考えていこうと
 いう試みです。  
   


 TAに対する理解が深まり、そして、その周辺領域を知ることで知識に広が
 りが得られることでしょう。

 またとないテーマでお話をうかがえるこの機会に、ぜひご一緒に学びましょ
 う。

   


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