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○○■○■○■○ ●交流分析メールマガジン 第214号 2013/09/27
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○○■○■○■○ http://www.iryo.co.jp/ta-net 1,940部に発行
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みなさま、こんにちは。
台風18号が多くの地域に被害をもたらしました。被害に遭われた方々に心よ
りお見舞い申し上げます。私の実家もあわや水害に見舞われるところでした。
交流分析的な視点で見ると、そういう災害のニュースを見ている時、どの自
我状態が強く出るのか自分について観察してみると、自分の特徴があらわれ
ているのかもしれませんね。(災害の渦中ではそんな余裕はないですが。)
今号では、自分を知る方法の一つ「脚本分析」のセミナーをご紹介します。
(森山貴代)
■CONTENTS■──────────────────────────
【1】セミナー情報:
(1)繁田千恵先生による
「脚本分析−幼時決断と再決断療法ワークショップ
〜自分の脚本を知り、OKな生き方をするために〜」
【2】コラム:「書籍紹介:『交流分析の理論と実践技法:現場に役立つ手引き』」
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セミナー情報(1)繁田千恵先生による
「脚本分析−幼時決断と再決断療法ワークショップ
〜自分の脚本を知り、OKな生き方をするために〜」
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入社試験の面接、新しい環境でチームの一員になるとき、恋愛中、お相手の
父親から訊かれた時など、状況によって異なると思いますが、「自分は真面
目、堅物、意志が弱い、ルーズ、優しい、人に尽くす、我慢強い」など、ご
自身について日ごろ思っている言葉が、場面によって少々差があってもでて
くると思います。
覚えていないかもしれませんが、とっても小さいときから、あなたはそうい
う子だったと考えるのが交流分析の脚本理論です。
その様な自分の生きかたは、幼時期から今までほとんど同じパターンです。
「なんだか自分の人生を生きている感じがしない・・・」
「疲れやすい・・・」
「気分が優れない・・・」
こんなことを、ちょっとでも思っておいでの方は、それがあなたのとっての
脚本から脱却し自律に向けての第一歩を踏み出すきっかけかもしれません。
ワークショップは脚本理論を学んで自分の脚本を知り、それを変えたいと思
えば、再決断療法というやり方で、自分の脚本から脱却することをご一緒に
学んでいきます。
理論編と実習編を通して体験的に学習していきます。
ワークショップにいらっしゃることが、すでにあなたの再決断の始まりかも
しれません。
(講師:繁田千恵)
講 師:繁田千恵
(国際TA協会(ITAA) 教授会員/2013国際大会委員長)
(TA心理研究所所長、日本交流分析学会理事、臨床心理士)
日 時:平成25年11月9日(土)10:00〜16:30
10日(日)10:00〜16:30
会 場:ゆうぽうとカルチャープラザ 5Fはまゆう(東京都品川区)
参加費:ホームページにて申込受付 1名39,900円(資料代・消費税込)
一般(電話・FAX・郵送申込)1名42,000円(資料代・消費税込)
「心のスペシャリストの秘訣」スペシャリスト(有料)会員
/メンタルヘルス協会会員 35,910円(資料代・消費税込)
【いずれも予約前納制】
詳 細: http://www.iryo.co.jp/cp/MMT-S2033-A1.html
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内容:
再決断療法の理論、その実践方法、ワークシートを使って自分の脚本を
知る作業、実際のデモンストレーションを含めて、体験的に学習してい
きます。ご希望があれば、再決断のワークを実際に行うことも可能です。
1.理論編
・脚本分析と再決断療法のあゆみ・背景
・脚本分析と再決断療法の理論
・特徴
・他の心理療法との違い
・脚本分析と再決断療法で解決できること、得られるもの、
役立つこと
・どんな効果があるのか?
・脚本分析と再決断療法の最もポイントとなる考え方
2.実習編
・実習
・デモンストレーション
・再決断ワーク
※プログラムの内容は一部変更される場合があります。
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▼ お問合せ:株式会社チーム医療
http://www.iryo.co.jp/index.php?main_page=contact_us
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コラム:「書籍紹介:『交流分析の理論と実践技法:現場に役立つ手引き』」
★交流分析やコミュニケーションについて、ともに学びあいませんか?★
ご意見・ご感想は… 森山貴代 moriyama@iryo.co.jp
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先月に引き続き、今月も書籍の紹介です。8月に出版された書籍です。
「交流分析の理論と実践技法: 現場に役立つ手引き」
繁田千恵:監訳、城所尚子、丸茂ひろみ:訳
Stan Woollams(S.ウラムス)、Michael Brown(M.ブラウン):著
風間書房
今号のセミナー情報でご案内した「脚本分析−幼時決断と再決断療法ワーク
ショップ」の講師である繁田千恵先生が監訳をなさいました。
この本に関しては実は私はまだ読んでいないのですが、読み進めている勉強
仲間から教えてもらいました。
仲間の説明を聞きながら手に取ってパラパラと見てみたところ、副題に「現
場に役立つ手引き」とあるように、TAの理論ごとに解説されている各章に
は、「この理論を現場でどう活用すればいいか」という視点からの記述があ
りました。
これは嬉しいですね。
勉強して頭で「わかる」のとそれを実践して「できる」ようになることには
時に隔たりがあり、実践を繰り返す中で身につけていく努力が必要です。
本書ではその隔たりを埋めるためには「どうしたらいいか?」についてのヒ
ントを得ることができそうです。
風間書房ホームページ( http://www.kazamashobo.co.jp/index.html )の
本書紹介ページによりますと、次のように解説されています。
−−−−−
組織、教育、心理、医療などさまざまな分野で活用されている交流分析
ですが、それぞれの現場で実際に交流分析を使うとき、「こういう時は
どう対処すれば良いんだろう・・・」と思うことはありませんか?
こういう時の手引きとして活用する名著『TRANSACTIONAL ANALYSIS』が
1970年代に米国で出版され、欧米では現在でも重要な参考書、貴重な手
引き書として使われています。本書は待望の日本語版完訳です。
−−−−−
原書は70年代に出版され、TAの理論もどんどん発展しているとはいえ、理
論の根幹は今も踏襲されています。
実践者にとっては、本書が基礎理論についての理解の再確認になるとともに
現場でおおいに手助けになるでしょう。
これからTAを学ぶ人にとっても、TAの各論について触れられているので、
体系的に理解することの助けになると思います。
11月の繁田先生のワークショップは理論編と実習編とで成り立っています。
ワークシートを使って自分の脚本を知る作業、先生によるデモンストレーショ
ンや希望者への再決断ワークなどの時間があります。
ご自身の脚本を分析しワークに参加して再決断をすることが、その後の人生
に何らかの影響・変化をもたらすかもしれません。
また、先生が実際に再決断療法を行う場面から、現場で再決断療法を活用す
るためのヒントを得ることができるでしょう。
これもまた、「わかる」から「できる」へ一歩でも近づくチャンスです。
みなさまのご参加をお待ちしています。
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発行元:インターネット交流分析研究会
発行責任:森山貴代 moriyama@iryo.co.jp
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