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○○■○■○■○ ●交流分析メールマガジン 第205号 2012/12/25
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○○■○■○■○ http://www.iryo.co.jp/ta-net 1,987部に発行
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みなさま、こんにちは。
あと数日で新しい年を迎える時期になりました。
みなさんにとってはどんな1年でしたでしょうか…?
今号では、入口はわかりやすく学習すればするほど奥が深い交流分析の、深
部のあたりについて学べる講座をご案内いたします。
(森山貴代)
■CONTENTS■──────────────────────────
【1】セミナー情報:
(1)「二次構造分析と新たな交流分析 〜関係性TA入門〜」
【2】おしらせ:
(1)「杉田塾 2013年」へのお誘い
(2)DVD「自律訓練法の理論と実践」
【3】コラム:「様々なアプローチ」
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セミナー情報(1)「二次構造分析と新たな交流分析 〜関係性TA入門〜」
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「自我状態の二次構造分析」とは、「自我状態P(親)とC(子供)の中が
どのような内容であるかを検討する方法」です。
この二次構造分析は、入口はわかりやすく、学習すればするほど奥が深い交
流分析の、その奥の深さの最たるものの一つです。
しかも、最近の潮流である関係性交流分析にとって、この二次構造分析は分
析のための分析ではありません。「自我」以前の「自己」が育っていないク
ライエント理解のために、この二次構造分析は必須のものとなっています。
杉田峰康先生は、自我状態の二次構造分析を用いたアプローチは「治療者と
クライエントの関係の質自体がTAの中心的局面」となると仰います。
「通り一遍の交流分析は理解したので、より深く学びたい」
「心理療法に足るTAを学びたい」
そのようなあなたに是非ご参加いただきたい内容です。
*詳細はホームページ、杉田先生のメッセージをご覧ください。
http://www.iryo.co.jp/q3380.html
講 師:杉田峰康
(福岡県立大学名誉教授・同大学大学院講師
日本交流分析学会理事長)
日 時:平成25年3月17日(日) 10:00〜16:30
会 場:ゆうぽうとカルチャープラザ 5Fくれない(東京都品川区)
参加費:・ホームページにて申込 1名21,000円(資料代・消費税込)
・一般(電話・FAX・郵送)1名23,100円(資料代・消費税込)
上記は早割価格がご利用いただけます。18,900円(消費税込)
【2013年1月18日(金)17:00まで、予約前納制】
・「心のスペシャリストの秘訣」スペシャリスト(有料)会員
メンタルヘルス協会会員 18,900円(資料代・消費税込)
【いずれも予約前納制】
詳 細: http://www.iryo.co.jp/cp/MMT-S2006-A1.html
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内容:
1.新たな交流分析の理解のために(1)
2.新たな交流分析の理解のために(2)
3.最近増えている「自己の病」
4.自己の発達(二次的構造分析より)
5.自己感の4つの領域(D.N.スターン)
6.新たな交流分析ではなぜ情動調律を重視するのか?
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▼ お問合せ:株式会社チーム医療
http://www.iryo.co.jp/index.php?main_page=contact_us
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おしらせ(1)「杉田塾 2013年」へのお誘い
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2013年1月から、ネット動画で学ぶ交流分析通信講座「杉田塾」を始めませ
んか?
2010年から始まり好評の「杉田塾」は、年間通していつからでもご入会可能
ですが、新しい年の初めをスタートとするのはいかがでしょうか?
しかもその動画は1年間見放題。
さらに、年度終わりには12動画すべてを収録した3枚組のDVDをお届けします。
日本における交流分析の普及・発展に尽力された国谷誠朗先生は、交流分析
を「自我心理学派の精神分析から出発し、行動療法的、システム論的発想と、
人間と人間との実存的な出会いを尊重する哲学を基礎にして展開された集団
療法」と定義されました。
しかし、交流分析はその学びやすさから、ポップサイコロジーのレッテルを
貼られがちで、「I am OK.You are OK」であれば良いという単純な理解のも
とに広まっていってしまったきらいがあります。
そのような風潮に反し、私どもは杉田峰康先生の指導のもと、実際の治療場
面に堪えうる心理療法としての「交流分析」を学習していただくためのシス
テムを立ち上げました。それが『杉田塾』です。
講 師:杉田峰康(福岡県立大学名誉教授・同大学大学院講師)
(日本交流分析学会理事長)
期 間:平成24年12月まで
(例:1月に入会しても6月に入会しても動画配信は12月まで)
資 格:・TAを学習された(学習されている)医療、看護、カウンセリ
ング、保育、教育に従事されている方
・研修講師として活動されている方
年会費:1名 27,300円(本体価格26,000円+税)
(1年間のネット映像閲覧費用、
ネット映像を収録した DVD費用含む)
詳細と杉田先生からのメッセージ: http://www.iryo.co.jp/q3022.html
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内容:2013年1月より
1月 精神分析と交流分析 〜自我状態と転移〜
2月 再決断療法
3月 自我心理学から自己心理学へ
4月 ゲシュタルト療法
5月 自己心理学と二次構造分析
6月 スターンと自己感
7月 自己感と二次構造分析/投影と分裂
8月 復習:ベアトリスの症例〜アタッチメント
9月 Cの発達を理解する
10月 禁止令とは
11月 共感的交流の練習
12月 ゲームにおける共感的交流の回復
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▼ お問合せ:株式会社チーム医療
http://www.iryo.co.jp/index.php?main_page=contact_us
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おしらせ(2)DVD「自律訓練法の理論と実践」
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ストレス社会の現代にぴったりな「自律訓練法」のDVDが完成しました!
〜芦原睦先生からのメッセージ〜
皆さんこんにちは、中部労災病院心療内科の芦原です。
現代はストレス社会と言われていますが、そんな時代にぴったりなのが自分自
身でできるリラクゼーション、「自律訓練法(AT)」です。
多くのカウンセリング技法は心に働きかけて心や体の症状を取ろうとします。
ATのアプローチはその逆で、「まずリラックスした体を先に作ってみる、そ
うすれば後から心も落ち着いてくる」という考え方です。
ATを学びたいのに教えてくれる場所や機会が少ない、と耳にします。
そこでこのDVDを制作することにしました。
一般の方はもちろん、医師及び心理の先生方、また産業現場や教育現場でAT
を活用される方々のお役にたてることを祈っています。
監修・指導:芦原睦
監修・指導 : 芦原 睦
(中部労災病院心療内科部長
同、勤労者メンタルヘルスセンター長)
内 容 :DVD 1枚 (約90分)
定 価 : 3,990円(本体 3,800円+税)
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内容:
1.解説・応用編 45分
「心療内科における治療」「自律訓練法とは何か」
「自律訓練法の実際」「集団自律訓練法について」
「症例呈示 症例1/症例2」
2.実技・指導編 45分
「自律訓練法の姿勢と準備」「自律訓練法の消去動作」
「自律訓練法の実際 6つの公式」
「安楽いす姿勢による自律訓練法の実習」
「仰臥姿勢による自律訓練法の実習」
「家庭用いす姿勢による自律訓練法の実習」
「筋弛緩法・空間感覚練習」
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コラム:「様々なアプローチ」
★交流分析やコミュニケーションについて、ともに学びあいませんか?★
ご意見・ご感想は… 森山貴代 moriyama@iryo.co.jp
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先日、鈴木佳子先生による「ラケット・システムをカウンセリングに活かす
〜ラケット・システムによる人生脚本理解をベースとしたカウンセリング〜」
の講座に参加しました。( http://www.iryo.co.jp/q3371.html )
ラケット・システムとは、人生脚本に縛られた個人によって維持される、感
情と思考と行動の事故強化する歪曲されたシステムと定義されているそうで
す。
そのシステム(=心理構造)は、人生脚本を維持するように機能していて、
様々な視点からそのシステムに関する理解を深めていくことで、脚本から抜
け出せることができるのだと理解しました。
左脳で考えるだけでなく絵を描いてみたり、ラケット感情や人生の基本的構
え、また、自分の中にある「信条」についても振り返る作業がありました。
自分のラケット・システムについて理解を深めるために、定義の通り、感情、
思考、行動について探ってみる作業でした。
「システム」なので、感情、思考、行動のいずれか、その人が変化させやす
いところから脚本からの脱却を試みると、全体が変わる、そんなイメージを
抱きました。
またそれは、感情、思考、行動にそれぞれ特徴のある「人格適応論」を適用
することで、さらにアプローチしやすくなることが分かりました。
その前日には、小林展子先生の「認知療法とスキーマの理解」講座にも参加
しました。( http://www.iryo.co.jp/q3372.html )
そこで出てきた自分の「スキーマ(考えや行動に影響を与える、人の心の中
にあるその人なりの法則のようなもの)」を探ることが、ラケット・システ
ムにおいて「信条」を振り返ることと、アプローチの方向としては似ている
なぁと思いました。
いずれも「思考」へのアプローチという意味で。
一方、今号のメルマガでDVDをご紹介した「自律訓練法」は、案内文にも
ありますように、思考など心(あるいは頭?)に働きかけるのではなく、
「まずリラックスした体を先に作ってみる、そうすれば後から心も落ち着い
てくる」というものです。
認知療法が「思考」にアプローチすることで「感情」を和らげるのとは別方
向の、体へアプローチしてリラックスした体を作ることで、穏やかな「感情」
をもたらす方法です。
人によって、思考から入ったほうがやりやすい方もいれば、体からの方が受
けつけやすい方もいることでしょう。あるいは、両方試みることが「感情」
の変化に大きく役立つこともあるでしょう。
また、「ラケット・システム」で、感情について探ってみたり、身体反応に
ついて振り返ってみたりすることもそうですが、「その人にあったアプロー
チ方法」「その人が取り組みやすい方法」を複数持っていることが、カウン
セラーとしてはいいのだろうな、と、あらためて実感しました。
私自身は、あれこれ考えるのが好きなタイプなので、思考をいじるのはやり
やすいように思いますが、むしろ全然違う体や行動などの方向からアプロー
チした方が、変な思考の防衛を潜り抜けて、アプローチしやすいのかもしれ
ないな、などと思ったりもしました。
自分自身を実験台に、自分の傾向を知ることも面白いかもなぁと思いました。
今年のメルマガも、今号が最後です。
良いお年をお迎えください。
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発行元:インターネット交流分析研究会
発行責任:森山貴代 moriyama@iryo.co.jp
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このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発
行しています。( http://www.mag2.com/ ) 発行登録番号:0000006928
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