Transactional Analysis News 203

index No.21

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Transactional Analysis News
○■■■○■○○
○○■○■○■○ ●交流分析メールマガジン 第203号     2012/10/29
○○■○■■■○
○○■○■○■○ http://www.iryo.co.jp/ta-net       2,006部に発行
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 みなさま、こんにちは。 

 週末は法事のため遠方まで泊りがけで出かけていました。
 親戚でも日頃なかなか会ったりコミュニケーションを取る機会もない方々と
 一堂に会し、挨拶から始まって「お元気ですか?」と近況をたずねることで、
 楽しくストローク交換をしてきました。
 法事は時間の構造化でいうところの「儀式」なのだなぁと実感しました。
 
                              (森山貴代)


■CONTENTS■──────────────────────────


【1】セミナー情報:
   
  (1)「反抗期の子どもへの接し方
        〜よりよい親子関係をつくるために Part2〜」

  (2)「ラケット・システムをカウンセリングに活かす 
        〜ラケット・システムによる人生脚本理解をベースとした
         カウンセリング〜」 


【2】コラム:「言葉の力」 
 



■□■─────────────────── Transactional Analysis News

-----------------------------------------------------------------------
 セミナー情報(1)「反抗期の子どもへの接し方
            〜よりよい親子関係をつくるために Part2〜」
-----------------------------------------------------------------------

 (※Part2とありますが内容に連続性はありません。
   どなたでもご参加いただけます。)

 今まで素直でかわいいと思っていた子どもが、中学生になる頃からこれが同
 じ子かと思うほど変貌し、何を考えてるのか判らない、いつも不機嫌で挨拶
 もしない、イライラしていてちょっとしたことでキレるようになったりしま
 す。

 「思春期の子どもは、扱いにくい」というのは当たり前で、それが正常な発
 達なのですが、あまりの変化に戸惑いどう対応すればいいのかと悩むことも
 あるでしょう。

 そういう時に、親はどうすればいいのか?

 このセミナーでは、交流分析の考え方を活用して少しでも望ましい対応を、
 ご一緒に考えてみたいと思っています。

                          講師:梅本 和比己
 


   講 師:梅本和比己
      (ICNLP認定マスター・トレーナー、ICC認定国際コーチ)
      (株式会社チーム医療 代表取締役)
       ※三児の父。お弁当を作るなど積極的に育児に関わってきた経
        験を活かし、小中学生の保護者を対象にした講演を多数行う。
        元 PTA会長。
          
   日 時:平成24年12月1日(土) 10:00〜16:30


   会 場:日本工業大学神田キャンパス 4F 401教室(東京都千代田区)

   参加費:ホームページにて申込受付 1名 3,150円(資料代・消費税込)
       
       【予約前納制】
                
   詳 細:   http://www.iryo.co.jp/cp/MMT-S2004-A1.html   


  -------------------------------------------------------
  
  内容:
   1.思春期には、「自然な子どもの自我状態(FC)」で!
   2.親としてよい状態でいるには?
   3.ストロークをうまく使おう
   4.「選択」と自律性

  -------------------------------------------------------
 
 ▼ お問合せ:株式会社チーム医療 
    http://www.iryo.co.jp/index.php?main_page=contact_us 




■□■─────────────────── Transactional Analysis News

-----------------------------------------------------------------------
 セミナー情報(2)「ラケット・システムをカウンセリングに活かす
         〜ラケット・システムによる人生脚本理解をベースとした
         カウンセリング〜」 
-----------------------------------------------------------------------

 あなたは、ご自分のことをどのようなお人物だと思っていますか?
 また、あなたにとって、他人はどのような人たち・存在でしょうか?
 そして、あなたにとっての人生は、どのようなものですか?

 これらの質問に対する答えは、十人十色です。

 交流分析ではその人らしい物の見方や考え方、感じ方、行動の仕方を、それ
 ぞれの人が生きる中で作り上げると考えます。

 そのような人の特徴またはクセのようなものを人生脚本と呼んでいます。
 その人特有のメガネを通して世界を見ているとも言えます。

 ご自分のクセに気づきにくいのと同じように、ご自分の人生脚本は意識しに
 くいものです。この気づきにくいご自分の生き方の特徴を、明らかにするこ
 とができるシステムがラケット・システムです。

 聞きなれない名前だと思いますが、中身はとても身近な内容です。

 ご自分の心情や感情、行動や感覚、そして記憶などを使って、どのようにご
 自分の生き方のスタイルを維持しているかをみていきます。

 (続きは webページで  http://www.iryo.co.jp/q3371.html  )
 
                            講師:鈴木佳子
 
   

 
   講 師:鈴木佳子(臨床心理士、東京経済大学 学生相談室
            国際交流分析協会認定交流分析士(PTSTA))
            日本交流分析学会理事
            日本学生相談学会常任理事)
          
   日 時:平成24年12月9日(日) 10:00〜16:30


   会 場:ゆうぽうとカルチャープラザ 5Fかたくり(東京都品川区)

   参加費:ホームページにて申込受付 1名21,000円(資料代・消費税込)
       一般(電話・FAX・郵送申込)1名23,100円(資料代・消費税込)
       「心のスペシャリストの秘訣」スペシャリスト(有料)会員
        /メンタルヘルス協会 会員 18,900円(資料代・消費税込)
       
       【いずれも予約前納制】
              
   詳 細:   http://www.iryo.co.jp/cp/MMT-S1981-A1.html    


  -------------------------------------------------------
  
  内容:
   1.ラケット・システムとは何か
   2.人生脚本、ラケット感情、スタンプについて
   3.ラケット・システムによって明らかにされる人生脚本
   4.人生脚本から自由になる
   5.自律性のシステム
   6.ラケット・システムをカウンセリングに活用する

  -------------------------------------------------------
 
 ▼ お問合せ:株式会社チーム医療 
    http://www.iryo.co.jp/index.php?main_page=contact_us 




■□■─────────────────── Transactional Analysis News

-----------------------------------------------------------------------
 コラム:「言葉の力」

   ★交流分析やコミュニケーションについて、ともに学びあいませんか?★
      ご意見・ご感想は… 森山貴代 moriyama@iryo.co.jp
-----------------------------------------------------------------------

 
 書籍ナナメ読みの感想です。
 いずれじっくり読みたいと思う2冊です。

 ・「医療者のためのセルフ・サポートコーチング」奥田弘美著
   日本医療情報センター発行。

 ・「脳からのラブコール ―愛されたい 愛したい」竹内小代美著
   クリエイツ発行。

 この2冊の興味のあるところをざっと目を通したところ、「言葉には力があ
 るな!」とあらためて思いました。

 そして、プラスのことをイメージしたり生み出す(創造する)、元気になっ
 たり嬉しくなる感情を司るFCのちからの凄さを再認識しました。


 奥田先生のセルフ・サポートコーチングの本は、自分のことを様々な視点か
 ら書き込みができる仕様になっています。

 メンタルヘルスケアと自己実現がテーマなのですが、至福のリストや感謝の
 リスト、小さなワクワク感を思い出すシートなど、心がプラスの方向になる
 ようなワークがいろいろありました。

 そのような、至福の気分になれるストレスケアのことや、ワクワクを感じた
 ことを思い出すという作業は、FCの創造的な面を大いに刺激します。

 そして「〜したい」「〜ほしい」「嬉しい、幸せ、ありがたい」などの、心
 が元気になる感情を呼び起こしてくれそうです。

 これもまたFCを伸ばすワークでもあるなと思いました。

 
 竹内先生の著書にも、先生自らが実践されている治療法に、元気になったり、
 嬉しくなれるような言葉を実際に発するワークなどがいろいろ盛り込まれて
 います。

 自分や他者へのプラスのストロークたっぷりの言葉の数々を、日頃から使っ
 たり意識することが、様々なストレス性の疾患や心の不調に絶大な効果をも
 たらすようです。

 こちらの本の中に書かれていることも、他者へのケアだけでなく、自分自身
 のケアにも有効だなと実感しました。


 私も自分のストレスケアに使わせていただこうと思いました。

 今回のコラムは短いですが、詳細はぜひ書籍を手にとってご覧になることを
 おすすめします。


 
■□■─────────────────── Transactional Analysis News
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 発行元:インターネット交流分析研究会
 発行責任:森山貴代  moriyama@iryo.co.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発
 行しています。( http://www.mag2.com/ ) 発行登録番号:0000006928
 このメールマガジンの他に『まぐまぐ』からの『ウィークリーまぐまぐ』も届
 くようになります。ご了承下さい。必要のない方は『まぐまぐ』のホームペー
 ジから解除できます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



index No.21