Transactional Analysis News 153

index No.16

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Transactional Analysis News
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  ■ ■ ■  ●交流分析メールマガジン 第153号     2008/07/29
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  ■ ■ ■  http://www.iryo.co.jp/ta-net       2,529名に発行
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 こんにちは。暦の上ではもう秋。みなさま、どんな夏をおすごしでしたか?
 私はキャンプ(仕事でなくボランティアスタッフで学びの体験)を2本を含
 んだ旅をし、久しぶりによく焼けました。
 社会復帰(笑)し、焼けた顔に化粧すると、なんとなく違和感がありますが、
 そんな自分の顔を見るたびに、学びと気づきの夏の体験を思い出せていいの
 かもしれません。                    (森山貴代)



■CONTENTS■──────────────────────────


【1】セミナー情報:
   
  (1)メルマガ読者限定・エーブ先生のDVDプレゼント!
     「スマートに問題を解決するための12の技法」

  (2)よりよい人間関係とコミュニケーションスキル
     「BCBベーシックコース」【京都】

  (3)「質問こそ力 これだけは身につけたいパワフルな質問方法」


【2】コラム:「I am OK! You are OK! We are OK!」



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 セミナー情報(1)メルマガ読者限定・エーブ先生のDVDプレゼント!
          「スマートに問題を解決するための12の技法」
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 交流分析+NLPのコミュニケーションスキルBCB(Breaking The Communication 
 Barrier  http://www.bcb.jp/ )の中から、自分が望むことを、相手に効
 果的で適切な形で表現するための方法「ケア・フロンテーション」と、その
 土台としての「ストローク」を身につけていただくための講座を企画しまし
 た。       

 ケア・フロンテーションとは、「相手を尊重しながら、自分が望む結果を手
 に入れるために必要なことを伝える方法、またはそのための状況設定」のこ
 と。care(ケアする、面倒を見る、大切にする、思いやる)とconfrontation
 (直面する)を組み合わせた、エーブ・ワグナー先生の造語です。

 あなたの抱えている問題を一番理解しているのはあなたです。
 役立ちそうなスキル・アイデアをミックスして、「あなたの問題」を解決す
 るための、あなただけの方法を見つけてください。


   ●メルマガ読者限定・エーブ先生のDVDプレゼント!●
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   本セミナーにお申し込みいただいた方には、BCBコミュニケーション
   スキルの開発者であるエーブ・ワグナー氏のDVD『コミュニケーショ
   ンバリアを切り開く方法』(定価21,000円)をプレゼントいたします!
    http://www.iryo.co.jp/q115.html 

   ホームページ http://www.iryo.co.jp/q772.html  からお申し込みいた
   だきますと、ご意見、ご要望を書き込める欄がありますので、
   必ず「TAメルマガ読者」とご入力ください。
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  講 師:  BCBファシリテーター
       大久保 透、貞光 由紀、梅本 和比己

  日 時: 平成20年9月13日(土)〜14日(日)

  場 所: 島根イン青山 2F・パインコート(東京都港区)

  参加費: 1名 42,000円(消費税込)
        webからのお申込は 1名 39,900円 (資料代・消費税込)
       いずれも【予約前納制】

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  内容:
   ●今回のテーマと概要

   ●ストロークとディスカウント
    
   ●ストロークの体験学習
     
   ●効果的なケア・フロンテーションへの準備
     
   ●ケア・フロンテーション実践演習の準備
     
   ●ケア・フロンテーション実践演習
    
   ●質疑応答とまとめ

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  詳細・お申込みはこちらから: http://www.iryo.co.jp/q772.html 



 ▼ お問合せ:株式会社チーム医療 
   http://www.iryo.co.jp/index.php?main_page=contact_us




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 セミナー情報(2)よりよい人間関係とコミュニケーションスキル
           「BCBベーシックコース」【京都】
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 エーブ・ワグナー先生の開発したBCB(Breaking The Communication Barrier
  http://www.bcb.jp/ ) とは、
  ・わかりやすい対人関係と自己理解の心理学「交流分析」
  ・自分が望む良い状態を手に入れるための心理学「NLP(神経言語プロ
   グラミング)」
 を組み合わせた効果的で実践的なコミュニケーションスキルです。

 今回は、日本人ファシリテーターにより、京都で開催されます。

 ファシリテーターたちのブログ紹介コーナーで、各人のお人柄をうかがえます。

     「 BCBファシリテーターのブログ紹介コーナー」
        http://www.bcb.jp/facili/bloglist-main.html  



  講 師: BCB ファシリテーター
       池田 佳子、大久保 透、貞光 由紀
       
  日 時: 平成20年9月27日(土)〜28日(日)

  場 所: 京都リサーチパーク(京都府京都市)

  参加費: 1名 48,300円(資料代・消費税込)
        webからのお申込は1名 46,200円(資料代・消費税込)
       いずれも【予約前納制】


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  内容:
    1.人の行動を理解する
      〜自我状態〜
    2.人の考え方を理解する
      〜視覚、聴覚と触運動感覚のチャンネル〜
    3.典型的なコミュニケーションのパターン
      〜相補交流〜
    4.モチベーションのキー
      〜ストローク〜
    5.非効果的な人間関係のパターン
      〜相互依存〜
    6.難しいケースにおいての対応
      〜交差交流とペース合わせ〜
    7.スマートに問題を指摘する
      〜建設的な対応(フィードバック)〜

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  詳細・お申込みはこちらから: http://www.iryo.co.jp/q666.html 



 ▼ お問合せ:株式会社チーム医療 
   http://www.iryo.co.jp/index.php?main_page=contact_us




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 セミナー情報(3)「質問こそ力 
            これだけは身につけたいパワフルな質問方法」
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 どのような質問をするかで自分の、そして相手の考え方、人間関係、仕事の
 関わり方、そして人生を変えることが出来たらどうでしょうか?
 
 質問には沢山の働きがあります:情報を得る、人を動機づける、問題を解決
 する、目標を明確にする、批判を役に立つ情報に変える、明確にする、協力
 を得る、自己理解を深める、他者理解を深める、可能性を引き出すなど。
 
 この研修では、エクササイズを中心に、状況に応じた適切で、パワフルな質
 問方法を使って自分や他者の成長、問題解決、人間関係、仕事や人生での成
 功を助けることを学びます。



  講 師:小林展子(ポンティキュラス心理研究所代表
           心理学博士、臨床心理士)  
 
  日 時: 平成20年10月12日(日)〜13(月・祝)

  場 所: 日本工業大学 神田キャンパス 3F多目的ホール(東京都)

  参加費: 1名 52,000円(資料代・消費税込)
        webからのお申込は1名 50,400円(資料代・消費税込)
       いずれも【予約前納制】


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  内容:
    ・「質問」の持つ力
    ・「質問」の種類と使い方
    ・パワフルな「質問」とは
    ・明確にするための「質問」
    ・「質問」こそが変化への鍵 
    ・理解するための「質問」
    ・限界のある思考をチャレンジする「質問」 
    ・問題解決に導く「質問」
    ・「質問」統合 

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  詳細・お申込みはこちらから: http://www.iryo.co.jp/q727.html 



 ▼ お問合せ:株式会社チーム医療 
   http://www.iryo.co.jp/index.php?main_page=contact_us




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コラム:「I am OK! You are OK! We are OK!」
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 今年の夏休み、沖縄で子どもキャンプスタッフを通して、コミュニケーショ
 ン、チームワークなどの自己研鑽の体験をしてきました。

 その道中、かねてより一度訪れてみたかった、「日本一楽しくて長い朝礼」
 で有名な、そして、交流分析の書籍「心のおしゃれ:加藤浩一著」を取り扱
 い社内でも交流分析を勉強されている会社、株式会社沖縄教育出版さん(現
 在の屋号:沖縄自然薬草センター http://www.cha-genki.com/info/ )を訪
 問しました。

 仕事上、メンタルヘルスやコミュニケーションなどのテーマを扱うことの多
 い私としては、社員がイキイキ元気に働いている職場は、いったいどういう
 雰囲気なのか、それを肌で感じてみたかったのです。

  (以前、103号でご紹介したことがあります。
     http://www.iryo.co.jp/ta-net/ta-mm/back-no/103.htm )

 今回は、そのレポートをお届けします。



 会社経営者でもない一個人の私が、はたして朝礼見学を受け入れてもらえる
 のだろうか? と、旅の前からずっと迷って問い合わせもしそびれていたの
 ですが、訪問当日の朝、勇気を出して電話をかけてみました。

 営業時間20分前でしたが、すでに社員の方がいらっしゃってすぐに電話に出
 て、対応してくださいました。
 お盆明け最初の月曜日とあってか、恒例の長い朝礼は本日はないのでまたの
 機会にいかがですか? とのこと。
 う〜ん、残念!

 しかし、せっかく徒歩10分圏内のところに宿泊していたのと、この日以外に
 時間が取れなかったので、絵本仕立ての会社案内(有料)を購入しに、時間
 をあらためてうかがうことにしました。



 会社に到着したのは昼前。
 私は、訪問後キャンプ隊と合流するため野外活動着の格好。
 ちょっと恥ずかしい思いで、偶然出くわした社員さんに訪問理由を告げまし
 た。
 
 会社のエントランスロビーには、いたるところに社員がやる気になり元気に
 働けるような心に響く言葉のポスターが貼られ、棚には、お客様や地域の学
 校、インターン生などからの御礼の手紙・手作り作品などが所狭しと飾られ
 ていました。

 元気と暖かさが伝わってくるロビーです。

 ほどなく、朝電話応対してくださった社員さんが、爽やかな笑顔で出迎えて
 くださいました。

 電話の際、私が仕事でお世話になっている企業さんの社長でこちらの川畑社
 長ともご縁のある方の名前を出しておいたせいか、川畑社長自らも、わざわ
 ざミーティング中のようだったのに中座して挨拶のお声がけをしていただき、
 恐縮でした。ありがとうございました。

 暖かな応対で、こちらの気恥ずかしさもなくなっていました。

 挨拶の後、会社案内ブックと社内報などをいただき、ロビーの掲示物・展示
 物の写真を撮らせていただくことに・・・。

 オフィスでは、社員さんたちが働いている様子がちらりとうかがえました。
 インターネット上などで見られる朝礼の時のはじけた雰囲気とは違い、真剣
 に仕事に取り組んでいる雰囲気でした。

 やっぱり朝礼風景を見たかった、どんなストロークが飛び交っているのだろ
 う? またいつか機会があったらぜひ見学させていただこうと思ったのはい
 うまでもありません。



 旅から戻り、会社案内ブックを読ませていただきました。
 絵本仕立てで、実在するある社員を主人公に物語が展開していきます。
 
 都会の一流企業に勤めていた主人公シンメが、厳しいノルマと管理型の組織
 で、身も心もぼろぼろになって沖縄にやってきてこの会社と出会い、
 
   「人間尊重の経営への挑戦 感謝・恩返し・そしてお役立ち」
   「I am OK! You are OK! We are OK!」

 などの【社憲】や

   「私たちは地球上に住む全ての人々が
    健康で平和に暮らせる社会を作るため、
    みんなで力を合わせて、
    働きがいのある楽しい職場環境を創り
    お役立ちの喜びを実践しています」
 
 という【経営理念】に基づいた職場生活を通して、自分らしさを取り戻し、
 イキイキと力を発揮していくプロセスを描いています。



 暖かくも厳しい、厳しくも暖かい・・・そして、楽しい!

 きっとそんな会社なんだろうなと想像しました。

 

 経営理念に「働きがいのある楽しい職場環境を創る」ことが盛り込まれてい
 るからこそ、社員の方々もより意識してそれを目指そうとするのかもしれま
 せん。


 
 いきすぎた
 「A(人の気持ちを排除するほど行き過ぎた合理性)」や、
 「CP(厳しさを通り越した他者批判的・支配的)」主導の職場ではなく、
 (もちろん、企業活動には「A」や「CP」は当然必要ですが)

 ほどよい
 暖かな「NP」、好奇心や楽しむ心の「FC」、謙虚な気持ちの「AC」

 の要素が、職場に、社員さん一人ひとりに他の企業より多くあるのかもしれ
 ないなと想像しました。

 こうやって書きながら、企業には、そこに働く社員たちが作り出す「職場の
 自我状態」というものが、もしかしたらあるのかもしれないなぁ、それが
 「会社の雰囲気」だったり、「社風」だったりするのかもしれないなぁと思っ
 たりしました。


 
 ・・・これは、あくまでも私の「想像」です。

 

 やっぱり、朝礼の雰囲気を、皆さんが働いている雰囲気を、実際に肌で感じ
 てみたい・・・!

 自称「沖縄病重症患者」が、また沖縄に行く言い訳(笑)ができた2008年の
 夏でした。


 
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 発行元:インターネット交流分析研究会
 発行責任:森山貴代
 moriyama@iryo.co.jp
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 このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発
 行しています。( http://www.mag2.com/ ) 発行登録番号:0000006928
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