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■ ■ ■ ●交流分析メールマガジン 第127号 2006/06/30
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■ ■ ■ http://www.iryo.co.jp/ta-net 2,504名に発行
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みなさま、こんにちは。
気がつけば「夏至」が過ぎ、東京もここ２〜３日は梅雨の中休みで、今年初め
ての真夏日もありました。ビールやひんやりしたデザートが美味しい季節になっ
てきましたね！
今月は夏から秋にかけてのセミナー等の情報をお伝えします。
（森山貴代）
■ＣＯＮＴＥＮＴＳ■──────────────────────────
【１】セミナー情報１：名古屋地方会／東海交流分析研究会・例会
〜交流分析とブリーフセラピー〜
【２】セミナー情報２：「わかりやすい心療内科の始め方」セミナー
メンタルヘルス・心療内科的診療に関心がある方へ
【３】TAネットワークの情報：ホームページをリニューアルしました！
【４】イベント情報：日本交流分析学会主催セミナー
ヴァン・ジョインズ先生特別講座
【５】コラム：「安心できる場所が増えました」
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【１】セミナー情報：名古屋地方会／東海交流分析研究会・例会
〜交流分析とブリーフセラピー〜
TAネットワークと東海交流分析研究会による、秋の名古屋地方会の内容が決
まりました。今注目されているブリーフセラピーについて学ぶよい機会です。
講 師： 江花 昭一
（横浜労災病院心療内科部長）
（日本交流分析学会常任理事／同認定研修スーパーバイザー）
芦原 睦
（中部労災病院心療内科部長）
（日本交流分析学会常任理事／同認定研修スーパーバイザー）
日 時： 平成18年10月21日（土）10：00〜16：30
場 所： 電気文化会館５Ｆ・イベントホール（名古屋市中区栄）
参加費： 16,800円 東海交流分析研究会・TAネットワーク会員
18,900円 一般
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詳細 http://www.iryo.co.jp/shinri/seminar/N86.htm
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▼ お申込み・お問合せ：TAネットワーク事務局（株式会社チーム医療内）
seminar@iryo.co.jp
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【２】セミナー情報２：「わかりやすい心療内科の始め方」セミナー
心療内科的診療に関心をお持ちの方もどうぞ
チーム医療主催「わかりやすい心療内科の始め方」セミナーの開催が近づいて
参りました。
中部労災病院心療内科部長の芦原睦（あしはらむつみ）先生に、「心療内科的
な取り扱いが必要な患者さんはどのような患者さんなのか」、「どのような治
療を行えば成果があげられるか」などの実際的・具体的ノウハウを指導してい
ただきます。
心理テストＳＧＥの実習も行われますし、心身医学療法の一つとして交流分析
も取り上げられます。これから心療内科を標榜される先生方はもとより、心療
内科的診療に関心をお持ちの方にとっても、興味深い内容になると思います。
（医療関係者でなくても参加可能です）
日 時： 【名古屋会場】平成18年７月16日（日）
【東京会場】 ９月10日（日）
（いずれも10：00〜16：00）
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詳細 http://www.iryo.co.jp/shinri/seminar/1519.htm
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【３】TAネットワークの情報：ホームページをリニューアルしました！
すでにお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、TAネットワークのホーム
ページがリニューアルされました。
まだ部分的に調整中のところもありますが、内容を整理したことによりトップ
ページから各情報へのアクセスがしやすくなりました。
今後のセミナー予定なども随時更新してまいります。
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ホームページアドレス： http://www.iryo.co.jp/ta-net/
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▼ ご意見・ご要望・ご感想：moriyama@iryo.co.jp
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【４】イベント情報：日本交流分析学会主催セミナー
ヴァン・ジョインズ先生特別講座
〜交流分析の基礎：
人生脚本・脚本分析・再決断療法に焦点を当てて〜
日本交流分析学会では、来たる８月30日の第31回日本交流分析学会大会（国
際サイコセラピー会議と併催）開催に先がけて、「TA TODAY」の著者の一人
であるヴァン・ジョインズ先生をお招きして特別講習会を開催します。
（ヴァン・ジョインズ先生はまた、本大会でも特別講演をされる予定です。）
日本での先生のまとまった講義を聴くことのできるこの機会は大変貴重です。
第31回日本交流分析学会または国際サイコセラピー会議に参加される方には、
本講座の受講料割引もあります。ふるってご参加ください。
講 師： ヴァン・ジョインズ先生（Vann Joines,Ph.D.）
日 時： 平成18年８月27日（日）９：30〜17：00
場 所： 日本大学文理学部百周年記念館国際ホール（東京都世田谷区）
参加費： 16,000円（昼食弁当代を含む） 交流分析学会会員
18,000円（昼食弁当代を含む） 一般
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詳細 http://iryo.co.jp/ta-net/jta/event-060827.html
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▼ お申込み・お問合せ：
日本大学板橋病院心療内科内 第31回日本交流分析学会 大会事務局
電話：03-3972-8111（内3222）
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【５】コラム：「安心できる場所が増えました」
最近、若者たちのコミュニケーションスキル不足についていろいろなところ
で耳にする機会が増えました。
日頃共にキャリアカウンセリングの活動をしているメンバーの間でも、その
ことはよく話題に上ります。
実際、相談現場訪れる20代・30代の人たちの中には、コミュニケーションス
キルが不足していて悩んでいる人たち、自分に自信が持てない人たちが、か
なりの割合でいます。
そんな現場の状況もあり、わたくしごとですがキャリアカウンセラーのメン
バー達と、「コミュニケーションが苦手な人のための体験学習ワークショッ
プ」を、この６月から６回シリーズとしてスタートさせました。
今までも、就職活動や職場で役に立つコミュニケーションスキル向上セミナー
などは実施したことはありましたが、それ以前の段階で何かテーマを抱えて
いる人たちも対象に含めたワークショップ、むしろそういう人たちを中心に
したワークショップは、私達にとって初めての試みです。
ビジネスとして大々的に宣伝しガンガン集客するというよりも、毎月そこに
行けば何か得られるものがある、元気になれるといったようなサロン的な位
置づけで、ささやかにスタートしました。
先日、その第一回目が行なわれました。
誰か来るかもしれないし、誰も来ないかもしれない・・・でも、開催時間の
間は会場で待っている・・・そんな中、一人の若い女性がおそるおそる顔を
のぞかせました。
聴くところによると、アルバイトはしているが人間関係がとても苦手で苦労
をしているとのこと。
今日はスタートの日。
結局参加者はその人だけでしたが、だからこそその人のペースにあわせて時
間を過ごすことになりました。
ゆっくりゆっくり心の緊張をほぐして関係を作っていきます。
それは、まるで「きゅっ」と殻の中に引っ込んでしまっていたデンデンムシ
が、そろ〜りそろりと殻から身体を出し、少しずつ身体を伸ばし、そうっと
目を出して、ゆっくりと前へ進んでいくような時間でした。
聴くところによると、友達にも同じようにコミュニケーションのことで悩ん
でいる人が少なくないのだということです。
この人は、こうやって悩みを分かち合える友達がいて、分かち合い支えあえ
る関係があるからいいのかもしれません。
よく一人で参加できたねと、その勇気と自分を何とか成長させたいという気
持ちを支えました。
「これなら続けられそうです。今度は友達も誘ってみようかな。」
帰り際にそんなことを言ってくれました。
そしてまた、「安心できる場所が一つ増えました」と話してくれたのがとて
も印象的でした。
日頃、安らかな精神状態でいられずに過ごす時間が結構あるのでしょうか。
このような人たちが「Ｉ am OK」という状態になるためには、そういう自
分でいられるためには、どんな支援が必要なのでしょう？
今後もTAの基本的構えやストローク、時間の構造化などの考え方も参考にし
ながら、模索していきたいと思っています。
これからもこの場所と時間が、その人にとって「Ｉ am OK」でいられる場
でありますようにと心から願うと同時に、そのような場を求めている人たち
の一人でも多くの人に役立つ場となるような活動にしていきたいと思います。
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発行元：インターネット交流分析研究会
発行責任：森山貴代
moriyama@iryo.co.jp
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