Transactional Analysis News 109

index No.11

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  ■ ■ ■  ●交流分析メールマガジン 第109号     2004/12/22
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  ■ ■ ■  http://www.iryo.co.jp/ta-net       2587名に発行  
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 みなさま、こんにちは。今年も残すところあと一週間と少しになりました。
 正月休みを楽しみにしている方、正月も働く方、御用納めまで残り少なくなっ
 てあわただしい方など、さまざまな思いでこの時期を過ごされていることと思
 います。来年はどんな年になりそうですか・・・?
 では、今年最後のメールマガジンをお送りします。      (森山貴代)

■CONTENTS■──────────────────────────


【1】学会情報:第30回日本交流分析学会学術大会

【2】セミナー情報1:平成17年のセミナー・イベント日程

【3】おしらせ:「NLP」を理解するための小冊子差し上げます

【4】コラム:「『すいません』と『会釈』」


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【1】学会情報:第30回日本交流分析学会学術大会

 
 第30回日本交流分析学会学術大会の予定が決まりました。来年は東京都内で開
 催される予定になっています。

 大会テーマ:交流分析の可能性を求めて

 【期 日】 平成17年6月16日(木)〜17日(金)
 【会 場】 東京都品川区立総合区民会館「きゅりあん」
 【大会長】 坪井康次 東邦大学医学部心療内科教授

 
  ●講習会 16日(木)
   テーマ: 「TA理論を用いた自己理解と他者理解」

   講 師: 新里 里春(琉球大学教育学部)
        「自我状態と”自己状態”を一致させる理論と技法」
        島田凉子(人間総合科学大学)
        「ゲームと人生の立場と人格適応」
        門本泉(東京少年鑑別所)
        「脚本と世界の見え方」

  ●教育講演 17日(金)
    テーマ: 「人間の成熟を求めて」
   講 師: 杉田 峰康 (福岡県立大学)

  ●学会シンポジウム 17日(金)
   テーマ: 「産業領域における交流分析の活用」


 詳細は、http://www.iryo.co.jp/ta-net/gakkai/30.html
     http://www.doc-japan.com/30thTA/index.htm

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【2】セミナー情報1:平成17年のセミナー・イベント日程

 平成17年のセミナー・イベント日程で決定されたものをご案内いたします。
 詳細は、期日が近くなり内容がわかり次第、あらためてご紹介します。


  ●TAネットワーク 名古屋地方会
   平成17年6月4日(土)・5日(日)
   講師:芦原睦、大平素子、浅野薫、梅本和比己

  ●TAネットワーク 東京地方会
   平成17年6月5日(日)
   講師:杉田峰康

  ●TAネットワーク 金沢地方会
   平成17年7月23日(土)
   講師:芦原睦、大平素子

  ●脚本分析ワークショップ
   平成17年8月6日(土)・7日(日)
   講師:杉田峰康 / 東京都内(チーム医療)

  ●東海交流分析研究会・TAネットワーク合同研修会 
   平成17年11月3日(木・祝) / 名古屋市内


  
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【3】おしらせ:「NLP」を理解するための小冊子差し上げます

 TAは、よりよい人間関係のためのコミュニケーションスキルとしても活用され
 ますが、「NLP(Neuro-Linguistic Programming: 神経言語プログラミング)」
 もまた、そのひとつとして注目されているのはご存知のことでしょう。
 
 (株)チーム医療から出ている書籍にも、
 「よりよい人間関係とコミュニケーションスキル −TA+NLP−」という
 ものがあります。
 TAにNLPのスキルを合わせると、自己理解・他社理解が深まり、さらに効果
 的なコミュニケーションができると、学習者の声があがっています。
 
 このたび、NLPのトレーニング・コースを主催している(株)チーム医療が、
 NLPについて総合的に紹介した小冊子「Welcome to NLP」を
 作成し、希望者に無料配布しています。
 

 ご希望の方は

  (1)お名前
  (2)ご住所(郵便番号)
  (3)電話番号
  および、『小冊子「Welcome to NLP」希望』とお書き添えの上、

  右記アドレスまでご送信ください。→ nlp@iryo.co.jp


 参考ホームページ : http://www.iryo.co.jp/nlp/WelcometoNLP.htm



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【4】コラム:「『すいません』と『会釈』」
 
 
 クリスマスに年末年始の準備…。街は多くの人で賑わい、いつもにもましてあ
 わただしい雰囲気が漂い始めました。
 こんな時期だからこそ、「すいません」と「会釈」の出番です。

 このメールマガジンをご覧のみなさまは、心理学やコミュニケーションについ
 て詳しい方も多いでしょうから、「そんなのあたりまえ」かもしれません。

 でも、案外、日常で「すいません」や「会釈」をあまり使っていない人も少な
 くないような気がしますが、いかがでしょうか?


 「すいません」と言いながらちょっと「会釈」をする。
 それだけで、自分も相手もとても気持ちよく過ごせることが多いのに…。
 
 「すいません」そして「会釈」。
 その瞬間、エネルギーをちょっとだけ使うだけなのに、それを面倒くさがって
 やらなかった結果、自ら不愉快になる人、いませんか?
 

  混んだ電車から降りるとき。

  電車のシート、自分のおしりの幅には少し狭い空間に座りたいとき。

  狭い書店の通路で、こちらが通りたいことを気づかずに本を探している人に。

  道いっぱいに広がって楽しそうにおしゃべりしながら歩いている人たちを抜
  かしたいとき。
 
  スーパーで、自分も見たい陳列棚の前で覆いかぶさるようにして品定めをし
  ている人に。・・・
  
 
 黙って相手を押しのけたり、こちらの存在を知らせる合図をしていないのにも
 かかわらず「まったく、礼儀のない」などとにらんでみたり・・・。
 結果、自分自身が不愉快になるだけでなく、相手へも不快な気持ちにさせるよ
 うな行動をしてしまっている。

 「イヤだな」とムッとした気持ちを「ボール」にたとえると、私たちはそんな
 「ボール」を持っていたくないので、油断すると他者にポイッと投げてしまう
 ことがあります。投げられた人は、またムッとしてポイッと誰かに投げる。
 まるでラグビーのパスみたいに、人から人へ伝播することもなきにしもあらず。

 でも、「すいません」と「会釈」で、互いに気持ちよくその場をかわせたら、
 その後は互いに清々しい気持ちでいられるかもしれません。

 
 「すいません」も「会釈」も使って減るものでなし。
 あわただしく忙しいこの時期だからこそ、大いに活用されてはいかがでしょう?  

 みなさまが、いい気持ちで年末年始を過ごせますように・・・。



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 発行元:インターネット交流分析研究会
 発行責任:森山貴代
 moriyama@iryo.co.jp
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