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■ ■ ■ ●交流分析メールマガジン 第103号 2004/06/08
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■ ■ ■ http://www.iryo.co.jp/ta-net 2572名に発行
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みなさま、初めまして。
今号よりメールマガジン発行担当者となりました、森山貴代です。
交流分析に関する情報をみなさまにお伝えすることを通して、私自身も交流分
析についての理解をより深めていきたいと思っています。
読者のみなさまからのご感想・ご意見もお待ちしています。ぜひお寄せ下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。
■CONTENTS■──────────────────────────
【1】本の紹介:「ストロークで未来を変える」
【2】セミナー情報1:「困った人びとの交流分析」
【3】セミナー情報2:東京セルフ研究会のセミナー
【4】コラム:「職場でのストローク」
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【1】本の紹介:「ストロークで未来を変える」
TAの理論が企業の経営・風土革新に役立つように、TA専門用語をなるべく使わ
ずわかりやすく解かれた本。自我分析、やりとり分析、ドライバー、禁止令、
ストロークなどが、TAに初めて触れる人でもわかるような表現で書かれていま
す。
上司と部下の具体的な会話例がふんだんに盛り込まれ、また、職場のケースに
的を絞ったいくつかのチェックリストもあり、理論が机上のものに終わらず、
現場に展開しやすくなっています。
日頃心理学やカウンセリングとあまり縁のないような企業の管理職やリーダー
の方々でも、この本なら入りやすいのではないでしょうか?
「ストロークで未来を変える」
〜あなたが描く勝者のシナリオ〜
著:グループ TAトゥモロー(鈴木幹男、飯田博枝、大橋正幸)
発行元:新生出版 / 発売元:ディーディーエヌ / 発行:2004年4月
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【2】セミナー情報1:「困った人びとの交流分析」
構造分析、ゲーム分析、禁止令、ラケット感情、基本的構えなど、交流分析で
勉強する様々な分析方法や理論を駆使して、困った人への対応法を探ります。
講師:杉田峰康 先生
日時:2004年9月18日(土)10:00〜17:00
19日(日) 9:30〜16:00
場所:チーム医療研修室(東京都豊島区)
参加費:29,400円(資料代・消費税込)
定員:30名
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内容:・困った人にはどんなタイプがいるでしょう?
・困った人たちと交流分析
(困った人をPACで表すと・・・)
(困った人の交流様式の特徴)
(困った人の仕掛けるゲームと、やめる方法)など
・困った性格の人とつきあう方法
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詳細・お申込:株式会社チーム医療
http://www.iryo.co.jp/teamiryo/PSY_SEM/naiyo/1394.htm
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【3】セミナー情報2:東京セルフ研究会のセミナー
第31回 杉田峰康先生による2日間の交流分析研修会
〜こじれる人間関係の分析〜
「あなたはどんなゲームを演じますか?」
講師:杉田峰康 先生
日時:2004年6月26日(土) 9:30受付開始〜17:00
27日(日) 9:30分〜16:30
場所:北とぴあ 9F 901号室(東京都北区)
参加費:[会員]21,000 [一般]29,000円
定員:50名
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内容:・知っておきたい交流分析の基本
・あなたのコミュニケーション能力を高めよう
・ゲームの種類
・ゲームのみなもとを探る:性格の発達とゲーム
・甘えとゲーム分析
・ゲームからの解放:こじれる人間関係から親密性へ
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詳細・お申込:東京セルフ研究会事務局
電話 03-5351-1078
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【4】コラム:「職場でのストローク」
今号では、TAに関する新刊書籍「ストロークで未来を変える」をご紹介しまし
たが、最近、「ストローク」がいかに職場の活性化に重要かということをしみ
じみ感じる記事を読みました。
日経ベンチャー 2004年2月号 第2特集「やめるな朝礼」より
「TAを楽しむ本 心のおしゃれ(加藤浩一著)」を発行している、株式会社沖
縄教育出版さんの朝礼の話です。
この会社は、書籍販売だけでなく健康食品の通信販売も手がけていて、今はそ
ちらの事業も大きくなり、このご時世に毎年20%増収の実績を上げています。
その秘訣が、朝礼にあるようです。
沖縄教育出版では、毎週月曜日の朝、1時間というロング朝礼が行われるのだ
そうです。その時間に、単なる業務報告や社内連絡だけでない、社員が元気に
いきいきと働きたくなるような内容が盛り込まれています。
健康食品を購入したお客様からの感謝の手紙を読み上げる、「お便り紹介」タ
イム。社員はその手紙のメッセージから、自分の仕事が人の役に立っているこ
とを実感するそうです。
また、社員同士が誰かの役に立っているかどうかお礼を言い合う「ありがとう
委員会」という時間もあります。互いにお礼を言い合うことで、職場には暖か
な雰囲気がただよい、涙や笑いや拍手に包まれるのだそうです。
まさに、これらは「プラスのストローク交換」ではありませんか!?
職場では、スピードや効率化が求められ、ともすれば社員同士も最低限のビジ
ネスライクなやりとりだけで用件をすましがちです。時間をかけた暖かなコミュ
ニケーションをする暇があるなら一つでも仕事にとりかかった方が、早くゴー
ルに近づけるような気になってしまうのでしょうか・・・?
しかし、この事例を読むと、一見遠回りのように感じられる「プラスのストロー
ク交換」に時間をとることが、実はゴールへの近道なのかもしれないと私は思
いました。みなさんはいかがでしょうか?
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発行元:インターネット交流分析研究会
発行責任:森山貴代
moriyama@iryo.co.jp
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