心理テストは、クライエントの心理状態を知るための有効な方法です。
そのため第1回の国家試験でも、心理検査の適用を問う問題、さらには結果の解釈についての知識がないと回答できない難問も出題されました。出題傾向を分析すると、大きく分けて心理検査の適用の知識を持っていると解答できる問題と、心理検査による結果の解釈知識があれば回答できる問題に分けて考えることができます。
そこで、最初に第1回の国家試験を解説しながら出題傾向に応じた知識の整理を行い、次に心理テストの成り立ちや実施の意義を含めて、適用の知識とクライエントの心理状態を理解して心理支援に役立てるための結果の理解の仕方、テストバッテリーの組み方などを学んでいただくことで、試験に備えていただきたいと思います。
中村 延江 なかむら のぶえ
・桜美林大学名誉教授
・中央心理研究所所長
・臨床心理士
■ 略歴
早稲田大学第一文学部心理学専修卒業後、筑波大学大学院教育研究科カウンセリングコース修了。
その後、日本大学医学部附属板橋病院心療内科臨床心理担当、山野短期大学美容保健学科教授、桜美林大学大学院心理学研究科長・臨床心理学専攻教授などを歴任。
小川 昭 おがわ あきら
・宇部フロンティア大学 非常勤講師
■ 略歴
1999年 山口大学非常勤講師（老年心理学担当）。
2008年美祢社会復帰促進センター 非常勤講師（薬物依存離脱指導、対人関係サポート担当）。
2017年より宇部フロンティア大学大学院 非常勤講師（家族臨床心理学特論担当）。
2019年6月16日（日） 9：30～16：30
30名
9：30～10：30
講師：小川 昭（宇部フロンティア大学非常勤講師）
●第1回の心理テストに関する国家試験問題の出題傾向と解答解説
（１）心理検査の適応の知識を問う問題
①一般問題：心理検査の適応の知識を持っていると回答できる問題
②事例版：事例の見立てができたら、心理検査の適応の知識を持っていると回答できる問題
（２）各心理検査についての知識を問う問題
①一般問題：各心理検査についての基礎知識を持っていたらできる問題
②事例版：事例から、心理検査による結果の解釈知識を問われる問題
10：30～10：40
休憩
10：40～11：50
講師：中村 延江（桜美林大学名誉教授）
●心理テストの基礎知識～成り立ちや意義、心理状態の把握、テストバッテリー～
（１）質問紙法：SDS,STAI,POMS,Y-G、エゴグラム GHQ MMPI等
（２）投影法：バウムテスト、PFスタディ、ロールシャッハ、TAT等
11：50～13：00
昼食・休憩
13：00～16：30
●体験で学ぶ心理テストの実際
できるだけ多くの心理テストを実際に体験していただきたいと思います。
●このセミナーでは、講師の講義の様子をビデオ撮影いたします。
●ご参加者につきましては、収録時に映像に写り映り込まないよう配慮し、また万が一映像に写り込んだ場合にはモザイク処理を行います。
あうるすぽっと 3階 会議室 B
〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル
電話：03-5391-0751
【アクセス】
●東京メトロ「有楽町線 東池袋駅」6・7出口より直結
●JR「池袋駅」（東口）より徒歩10分
※JR池袋駅 東口を出てグリーン大通りを直進
●都電荒川線「東池袋四丁目駅」より徒歩2分
一般：
1名21,600円（本体20,000円+税8％）
お申し込み・クレジットカード決済後ただちに「正式申し込み」となり、お席（自由席）が確定いたします。
ご都合で参加できなくなった場合には、2019年6月10日（月）までに必ず取消のご連絡をお願いいたします。
クレジットカード会社を通じ、ご返金いたします。
それ以降のキャンセルにつきましては、ご返金できませんのでご注意ください。
セミナー開催後、資料をお送りいたします。
会場内は飲食禁止です。
会場周辺の飲食店等をご利用ください。
お申込みの流れ
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