Transactional Analysis News 233

index No.24
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Transactional Analysis News 
○■■■○■○○ 
○○■○■○■○ ●交流分析メールマガジン 第233号     2015/04/27 
○○■○■■■○ 
○○■○■○■○ http://www.iryo.co.jp/ta-net       1,858部に発行 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 

 みなさま、こんにちは。 
 今号では、コミュニケーションの改善や、スキル向上に役立つ様々な技法を
 学ぶセミナーをご案内します。
 心理学の理論を頭で「わかった」状態から、実際に「実践できる」ようにす
 るための実践的なセミナーです。
 交流分析とどう結び付くか、私なりに考えてみました。ご参考になれば幸い
 です。
                               (森山貴代) 
 
■CONTENTS■────────────────────────── 


【1】セミナー情報: 
    
  (1)「コミュニケーション入門セミナー
      〜コーチング、カウンセリングなどを
       これから学びたい人のために〜」

  (2)「コミュニケーションの改善に役立つ NLPのスキルトレーニング」

【2】コラム:「人生脚本の書き換えに役立ちそうなスキル」
  


■□■─────────────────── Transactional Analysis News 

-----------------------------------------------------------------------
 セミナー情報(1)「コミュニケーション入門セミナー
           〜コーチング、カウンセリングなどを
            これから学びたい人のために〜」
-----------------------------------------------------------------------


 交流分析は、人間関係や自分や他者を理解することに、大変役立つ理論です。

 その理論にもとづいて日々のコミュニケーションにそれを活かしている方や、
 他者を支援している方々の中には、「実際にどう実践していったらいいのか、
 やり方がわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 例えば、「ゲームをやめる」「ストロークを与える」、面接場面で交流分析
 の理論を用いたよりよい支援をしたいということを、実際のコミュニケーショ
 ンの生の場面でどの様にふるまえばそうできるのでしょう?

 本講座では、そのような実践の土台のスキルとも言える「聴く・話す、相手
 を理解する」といったコミュニケーションの基礎を学びます。

 特に、「聴くこと」「相手を理解する」ということは、パワフルなプラスの
 ストロークとなり、相手を理解しようとする姿勢でのコミュニケーションは、
 結果としてゲームをやめることのできる結果へとつながるでしょう。
 
 また、これらの基本は、対人支援をしている方にはクライエントさんとのよ
 りよい意思疎通、関係づくりに役立つことでしょう。

 既に身につけた、あるいはこれから身につけたい専門的なトレーニングを最
 大限有効に活用するには、ある程度のコミュニケーションスキルをもってい
 ることが役に立つと、講師の小林先生はおっしゃいます。
 
 他者とより良い関わりができるようになりたい方へ、おすすめです。 


   
   講 師:小林展子
     (ICC認定コーチトレーナー) 
     (ICNLP(International Community of NLP)認定マスタートレーナー) 
     (ポンティキュラス心理研究所 代表/臨床心理士)
       
   日 時:2015年6月6日(土)10:00〜17:00
            7日(日) 9:30〜16:00

   会 場:東京都内
   
   参加費:ホームページにて申込受付 1名43,200円(資料代・消費税込)
        一般(電話・FAX・郵送申込)1名47,520円(資料代・消費税込)

       「心のスペシャリストの秘訣」スペシャリスト(有料)会員、
        及びメンタルヘルス協会会員 1名38,880円(資料代・消費税込)

              【予約前納制】 
              
   詳 細: http://www.iryo.co.jp/q3686.html 


  -------------------------------------------------------
  
  内容:

  【1日目】聴く・話す 
   ・ラポールの形成:言語&非言語 
   ・会話のキャッチボール 
   ・相手の話を聞く(様々なスキル) 
   ・話す(出来事を簡潔に伝える、自分の考え・感情を伝える)
 
  【2日目】相手を理解するための様々な質問スキル 


   ※プログラムの内容は一部変更される場合があります。

  ------------------------------------------------------- 
  
 ▼ お問合せ:株式会社チーム医療  
    http://www.iryo.co.jp/index.php?main_page=contact_us  




■□■─────────────────── Transactional Analysis News 

-----------------------------------------------------------------------
 セミナー情報(2)「コミュニケーションの改善に役立つ
           NLPのスキルトレーニング」
-----------------------------------------------------------------------


 「NLP(神経言語プログラミング)」って、どんなものなんだろう? と
 気になっている方に、この講座をおすすめします。

 交流分析とNLPの両方をマスターしている方の話をうかがうと、NLPの
 スキルの中には、交流分析の「人生脚本の書き換え(再決断)」や、「禁止
 令」や「ラケット感情」からの解放など、様々なことに役立つものがあるよ
 うです。

 本セミナーはそんなNLPを知るための入口となる位置づけのセミナーです。
 
 今回のメインテーマは「コミュニケーションの改善」、すなわち、よりよい
 コミュニケーションを目指すためのスキルの獲得です。

 交流分析においては、エゴグラムパターンで相手と自分の特徴について理解
 しますが、NLPではまた違った切り口で他者を理解します。

 今回の、NLPスキルを使って相手と信頼関係を築いたり、対立関係を理解
 の関係へと促していく方法を学ぶことで、交流分析でいうところの「親交・
 親密」な関係を作っていく実際的なやり方を得ることができるでしょう。


   
   講 師:梅本和比己
       ( ICNLP認定マスター・トレーナー、ICC認定国際コーチ)
       (株式会社チーム医療 代表取締役)
       
   日 時:2015年6月13日(土)10:00〜16:30

   会 場:日本工業大学神田キャンパス 4F 401教室
 
   参加費:1名10,800円(資料代・消費税込)

              【予約前納制】 
              
   詳 細: http://www.iryo.co.jp/q3722.html 


  -------------------------------------------------------
  
  内容:

  (1)知覚の位置の演習 
         〜信頼関係は、相手の理解から始まる〜 

    (2)心理地図へのペーシング 
        〜対立関係を一瞬で理解の関係に促す練習〜 

   ※プログラムの内容は一部変更される場合があります。

  ------------------------------------------------------- 
  
 ▼ お問合せ:株式会社チーム医療  
    http://www.iryo.co.jp/index.php?main_page=contact_us  




■□■─────────────────── Transactional Analysis News
    
----------------------------------------------------------------------- 
 コラム:「人生脚本の書き換えに役立ちそうなスキル」

   ★交流分析やコミュニケーションについて、ともに学びあいませんか?★ 
      ご意見・ご感想は… 森山貴代 moriyama@iryo.co.jp 
----------------------------------------------------------------------- 
 
 
 去年あたりから、私自身の学びたいテーマが少しずつ変わってきています。
 
 自分自身の人生の節目の一つに差し掛かっているという意識があるからか、
 これまでの自分が抱えてきた未完のものを完了させたり、より自分の力を発
 揮できる方向へと自分をもっと変えたいという気持ちがあります。

 そんなことがきっかけで、少しではありますが、ゲシュタルト療法のワーク
 に参加することがあります。

 交流分析にも再決断療法としてのTAゲシュタルト療法がありますし、杉田
 峰康先生を始めとした再決断療法の講座に参加したことはあったので、違和
 感なく学びの範囲を広げられています。

 交流分析では比較的エンプティチェアのスキルを多く用いますが、ゲシュタ
 ルトにはもっと様々なアプローチがあります。
 
 実際に自分がワークを受けてみた感想は、身体や声を使ったり、イメージを
 使うことが自分への気づきを促したり、変化を起こすことをより可能にして
 いるように感じられることです。

 そして、TAゲシュタルト療法にもある人生脚本の書き換えという効果のみ
 ならず(それと関連はしていますが)、禁止令やドライバーからの解放、ラ
 ケット感情を手放す手助けになるように思います。

 
 それ以外にも、認知行動療法や、NLP(神経言語プログラミング)も、人
 生脚本の書き換えに役に立つのではないだろうか? と、最近考えるように
 なりました。

 認知行動療法のプロフェッショナルで、NLPコーチングのトレーナーでも
 ある小林展子先生のセミナーでそのようなことを以前から感じていましたが、
 最近より一層その可能性を探りたいと思うようになりました。

 今年に入ってから、たまたまNLPスキルの一部を学ぶ講座に参加しました。

 これまで私は、NLPはかじった程度でしっかりと学んできたことはないの
 ですが、実際にそのスキルによって自分の中に変化が起こり、自己イメージ
 が変わった体験をすると、それは敗者の人生脚本から少し脱却したように感
 じたのです。
 
 交流分析で理解した自分自身や他者、そして人間関係を、実際に具体的にど
 んな実践をしながらより良い方向へ向かうようにすればいいのか・・・?

 そのヒントが、様々な療法、スキルの中にあるような気がしています。

 日頃、「変わりたい気持ちはあるがなかなか変われない」と悩むクライエン
 トさんに出会うことも多く、その背景に潜む人生脚本を理解してその方にあっ
 た方法でその方が得たい結果を得るためのサポートができるように、私自身
 がより学びを深め、様々な役立つアプローチができるようになっていきたい
 ものです。

 新年度が始まった4月、そんなことを考えた1か月でした。
 
 
 
■□■─────────────────── Transactional Analysis News 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
 発行元:インターネット交流分析研究会 
 発行責任:森山貴代  moriyama@iryo.co.jp 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
 このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発 
 行しています。( http://www.mag2.com/ ) 発行登録番号:0000006928 
 このメールマガジンの他に『まぐまぐ』からの『ウィークリーまぐまぐ』も届 
 くようになります。ご了承下さい。必要のない方は『まぐまぐ』のホームペー 
 ジから解除できます。 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  
 

index No.24