Transactional Analysis News 228

index No.23
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Transactional Analysis News 
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○○■○■○■○ ●交流分析メールマガジン 第228号     2014/11/27 
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○○■○■○■○ http://www.iryo.co.jp/ta-net       1,889部に発行 
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 みなさま、こんにちは。 
  冬至を過ぎたとたんに、街は一気にクリスマスと年末ムードの飾りつけにな
  りましたね。  様々な商戦が繰り広げられています。
  本号でもお得な DVD、CDの割引情報をご紹介いたします。
  また、交流分析にも役立つ周辺領域のセミナーをご案内いたします。
                               (森山貴代) 
 
■CONTENTS■────────────────────────── 


【1】セミナー情報: 
    
  (1)「A」→「A」へのアプローチ
         「あなたのコーチングを“ひと味違った”ものにする
           人の状態を理解するための質問法&人に変化や気づきを促す質問法」  

  (2)「C」の創造性とチャレンジ精神全開
         「プレイバック・シアター 入門ワークショップ
           〜人生の一場面を分かち合うグループセラピーとしての即興劇〜」


【2】お知らせ:

     (1)池見陽先生のフォーカシング DVD、今だけ最大30%オフ!
          「フォーカシングの基礎と展開」  (12/15まで)
         
     (2)年末キャンペーン:11月21日(金)より実施中
           心理学・カウンセリング関係の DVD、CDが10%オフ!

 
【3】コラム:「プレイバック・シアターを交流分析の視点で考える」
  


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 セミナー情報(1)「A」→「A」へのアプローチ

  「あなたのコーチングを“ひと味違った”ものにする
    人の状態を理解するための質問法&人に変化や気づきを促す質問法」  
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 認知行動療法、NLPの指導者でもある小林展子先生による、質問力アップ
  の講座です。

  交流分析の「やりとり分析」でいうところの、相手と自分のお互いの「A」
  を使ったコミュニケーションの力をつけることに役立ちます。

  「A」→「A」の対等な人間関係の中で、カウンセラーや人事担当者、教師
  など人と関わる役割を担う支援者として、いかに「クライエントに意味のあ
  る、意図が明確で効果的な質問」ができるようになっていくか?

  本講座は2回に分けて、「質問法」を学んでいきます。

  1回目:「人の状態を理解するための質問法」
  「クライエントがいまどこにいるのか、そしてどこに向かいたいのか」を明
  確にするための質問について学びます。

  2回目:「人に変化や気づきを促す質問法」
  クライエントに『認知の歪み』や『自分自身を制限している信念』などに気
  づかせ、変化を促す質問について学びます。

  各回単独の参加、2回セットの参加、どちらも受け付けております。



   講 師:小林展子
       (ポンティキュラス心理研究所代表)
       (心理学博士、臨床心理士)
  
  【1回目】                  
   日 時:2015年1月18日(日)10:00〜16:30
   会 場:日本工業大学神田キャンパス4F 401教室(東京都千代田区)

 【2回目】
   日 時:2015年2月1日(日)10:00〜16:30
   会 場:ゆうぽうとカルチャープラザ  5Fくれない(西)(同品川区)

  【各回のお申込 : 予約前納制】
   参加費:ホームページにて申込受付 1名21,600円(資料代・消費税込)
        一般(電話・FAX・郵送申込)1名23,760円(資料代・消費税込)

       「心のスペシャリストの秘訣」スペシャリスト(有料)会員、
      及びメンタルヘルス協会会員 1名19,440円(資料代・消費税込)


               
   詳 細:  http://www.iryo.co.jp/cp/MMT-S2101-A1.html   


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  【1回目】
  内容:
   1. 現状についての質問
      2. ゴールについての質問
      3. プロセスについての質問

  【2回目】
  内容:
   1. 邪魔する内なる声に気づくための質問
      2. 制限する価値観・信念に気づくための質問
      3. 柔軟に物事を見るのを助ける質問
      4. 自分が自分の友になるために
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 ▼ お問合せ:株式会社チーム医療 
    http://www.iryo.co.jp/index.php?main_page=contact_us 





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 セミナー情報(2)  「C」の創造性とチャレンジ精神全開

  「プレイバック・シアター 入門ワークショップ
    〜人生の一場面を分かち合うグループセラピーとしての即興劇〜」
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  プレイバック・シアターは受容的で創造的、そして誰でも安心して参加でき
  る「分かち合いの場」です。
  
  その場にいる一人が語り手となり、心に強く残っている場面や長い間とらわ
  れている出来事、なにげない日常生活の中のひとこまなど、その場で思い浮
  かんだことがストーリーとして語られます。

  語られたストーリーは即興の劇で表現され、その場の皆に分かち合われ、そ
  してまた語った本人に戻されます。

  このプロセスの中で抑圧された感情の浄化、ストーリーの再構築が行われ、
  治癒効果が生まれれるのです。

  当日の前半は体験を中心に、後半はレクチャーを行います。
                                                     (講師:羽地朝和)



   講 師:羽地朝和
       (株式会社プレイバック・シアター研究所 所長)
              (日本心理劇学会 常任理事)
              (一般社団法人日本能率協会 専任講師)
          
   日 時:2015年1月25日(日) 10:00〜16:30

   会 場:日本工業大学神田キャンパス 3F多目的ホール(東京都千代田区)
   
   参加費:ホームページにて申込受付 1名21,600円(資料代・消費税込)
        一般(電話・FAX・郵送申込)1名23,760円(資料代・消費税込)

       「心のスペシャリストの秘訣」スペシャリスト(有料)会員、
      及びメンタルヘルス協会会員 1名19,440円(資料代・消費税込)

       【予約前納制】       


               
   詳 細:  http://www.iryo.co.jp/cp/MMT-S2096-A1.html   


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  内容:
     ●前半:体験(セラピー現場で行われている内容)
       ・即興劇に至るまでのグループの一体感を育むエクササイズ
       ・創造的に表現する為のウォーミングアップ
       ・即興劇の後のクロージングなど
     ●後半:レクチャー
       ・理念
       ・進め方のポイント
       ・実践領域
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 ▼ お問合せ:株式会社チーム医療 
    http://www.iryo.co.jp/index.php?main_page=contact_us 




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 お知らせ(1):池見陽先生のフォーカシング DVD、今だけ最大30%オフ!
                  「フォーカシングの基礎と展開」  (12/15まで)
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 フォーカシングの第一人者、池見陽先生によるワークショップ実録DVDが、
  株式会社チーム医療より発売されました。

  「なんとなくの感覚(フェルトセンス)」と向き合い、言語化して気づくこ
  とにより、それを人生に活かす方法が満載です。

  池見先生は、フォーカシング創始者ユージン・ジェンドリン博士の薫陶を受
  けた世界におけるフォーカシングの第一人者です。

  この度、先生の2日間ワークショップのエッセンスを凝縮した2枚組 DVDが
  完成しました。

  先生がフォーカシングの基礎を解説し、その応用である多彩なワークを紹介。

  そして、実際のフォーカシングやクリアリング・ア・スペースのセッション
  も収録されており、それを先生が解説します。
                               
  あわせて、今回、「心のスペシャリスト」バックナンバーでいち早く売り切
  れた池見先生の人気セミナー DVDとインタビューCDも復刻いたしました。

  それらが今だけ最大30%オフとお買得になっています。(12月15日まで)



  以下の3点セットで、30%オフとお買い得です。(単体は各10%オフ)
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  3点合計(税込)64,368円  →  45,057円!
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  【2日間セミナー DVD】単体特別割引価格  34,992円(税込、10%オフ)

  タイトル:「池見陽先生がクリエイトする  フォーカシングの基礎と展開」 

  講師:池見陽
  収録時間:【Disc1】:約80分、【Disc2】:約 121分
  定 価:38,880円(本体価格36,000円+税)
  収録年:2014年7月
  発 行:2014年10月 

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  【1日間セミナー DVD】単体特別割引価格  19,440円(税込、10%オフ)

  タイトル:「フォーカシング  
                〜なんとなく感じることの意味に気づいていく〜」 

  講師:池見陽
  収録時間:【Disc1】:124分  (セミナー資料小冊子1冊つき) 
  定 価:21,600円(本体価格20,000円+税)
  収録年:2012年6月

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  【インタビュー「月刊こころのスペシャリスト」CD】
    単体特別割引価格 3,499円(税込、10%オフ)

  タイトル:「言葉の奥にある大切なもの」 

  講師:池見陽
  収録時間:【Disc1】:約80分、  (書き起こし小冊子1冊つき)
  定 価: 3,888円(本体価格3,600円+税)
  収録年:2012年5月
 
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 詳細・お申込みはこちらから: http://www.iryo.co.jp/cp/MMT-DVD54-A1.html 



 ▼ お問合せ:株式会社チーム医療
        http://www.iryo.co.jp/index.php?main_page=contact_us
 


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  お知らせ(2):年末キャンペーン:11月21日(金)より実施中
                  心理学・カウンセリング関係の DVD、CDが10%オフ!
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  株式会社チーム医療のウェブサイトで、11月21日(金)より、割引キャンペー
 ンが実施されています。

  心理学・カウンセリング関係の DVD、CD全商品が10%オフ。
  (上記池見陽先生の DVD、CD割引キャンペーンとは別)

  今だけのチャンスです。


  詳細はホームページをご覧ください: http://www.iryo.co.jp/



 ▼ お問合せ:株式会社チーム医療
        http://www.iryo.co.jp/index.php?main_page=contact_us
 

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 コラム:「プレイバック・シアターを交流分析の視点で考える」

   ★交流分析やコミュニケーションについて、ともに学びあいませんか?★ 
      ご意見・ご感想は… 森山貴代 moriyama@iryo.co.jp 
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  今号に紹介するセミナーを検討中、一覧に懐かしい言葉を見つけました。

  それが、「プレイバック・シアター」です。

  90年代の早い時期に、プレイバック・シアターをアメリカまで学びに行きな
  がら、日本で学べるシステムを立ち上げられた方々がいました。

  その頃、私も縁あってプレイバック・シアターに数年間関わっていました。

  勉強会の先生が、そのメンバーの一人だったのです。

  カンパニーと呼ばれるグループを結成し、先生が学んできたことを勉強会の
  仲間と一緒に練習したり、ワークショップの講師側(演者の一人)として、
  先生のお手伝いをしたこともありました。

  物理的に通えなくなる事情により足が遠のきましたが、少なくとも3年は関
  わっていたように記憶しています。

  そんなことを懐かしく思い出しました。

  そして今でも、プレイバック・シアターの実践を通して様々なことを学び、
  成長してきたと実感しています。



  最初は即興劇と聞き、「カウンセリングと一体何の関係があるんだろう?」
 「私も演じるの?  不安だな・・・」と思ったものです。

  しかし、見聞きするのと実際にやってみる(様々なウォーミングアップ、語
  る、演じるなど)のとでは全く違い、やってみて得ることが多くありました。

  当時から随分と月日が流れ、プレイバック・シアターそのものも進化発展を
  しているのかもしれませんが、当時の私の体験を交流分析の言葉で説明する
  と、次のような体験にまとめることができます。


  ●「FC」が育つ、「FC」が全開になる体験
    (創造性・挑戦・笑い・自由な感情表現)

  ワークショップに参加した人たちと一緒に様々なウォーミングアップをする
  のですが、それが楽しく面白いものも多く、大笑いしていました。

  また、おっかなびっくりですが即興劇を演じる内に、「チャレンジ精神」や
  「創造性」が育ちました。

  そして、喜怒哀楽のさまざまな感情表現を、「役」を通してやることで、自
  分の中の自己表現に対する恐れを手放したり、「こんな自分の側面もあるの
  か」と気づきを得ました。


  ●「禁止令」からの解放(完全であれ、努力せよ、などが緩まる)

  正確な表現は忘れましたが、うまくできなかった、演じられなかったと私や
  メンバーがぼやくと、先生はよくこうおっしゃったものです。

  「(創設者の)ジョナサンは、“人はみな、その時やれる精いっぱいのこと
  をやっている”と言うから、あなたもそれでいい。」と。

  その言葉、ある種の「あるがままの自分を認めてもらえた」ストロークは、
  とても心に響くものがありました。

  この言葉を心に実践を重ねる内に、「禁止令」、特に「完全であれ」が弱まっ
  ていったように思います。


  ●「プラスのストローク」をたくさん得ることができる
 
    お互いの言葉や笑顔、拍手などから、プラスのストロークをたくさん得ら
    る体験でもありました。



  それ以外にも、私にとっては次のような効果がありました。

  ●自分の殻を破る:役を通して、様々な自己表現を試すことができる
 
  ●不測の事態への度胸がつく(即興で対応する力が身に着いた)

  それらがみな「自己肯定感」のアップにつながっています。

  そしてまた、講師・ファシリテーターとしての仕事の場面にもいかに役立っ
  ていることか。


 
  前回のコラムに引き続きとなりますが、プレイバックシアターもまた、自我
  状態の肯定面を育てる方法の一つのように思います。

  本来は、それを日常生活の中でできるのが望ましいことなのでしょう。

  日常の中でのチャレンジに恐れが強い人には、このような安心して守られた
  場で、洗練された手法による環境の中で、「試してみる」ということも一つ
  の選択肢ではないでしょうか。




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 発行元:インターネット交流分析研究会 
 発行責任:森山貴代  moriyama@iryo.co.jp 
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