Transactional Analysis News 144

index No.15

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Transactional Analysis News
 ■■■ ■
  ■ ■ ■  ●交流分析メールマガジン 第144号     2007/11/27
  ■ ■■■ 
  ■ ■ ■  http://www.iryo.co.jp/ta-net       2,504名に発行
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 みなさま、こんにちは。

 11月18日、東京地方で「木枯らし1号」が吹きました。それから急に気温が
 低くなった気がします。そういえば、もうまもなく師走ですものね。
 風邪が流行っていたり、今年はインフルエンザの流行も例年より早いと聞き
 ます。暖かくして、元気に冬を越しましょう。

 さて、ここで、突然ですがクイズです。
 前号で、タイプミスをしてしまいました。 
 「株式会社」と表示すべきところが、何を間違ったか「株式職場」となって
 しまっているのに最近気がつきました。しかも2ヶ所! 嗚呼・・・。

 さて、それは、前号のどこにあるでしょう? 

 答えは、今号の関連記事の中でご案内します。
 師走も近づき、何かとあわただしい季節。たまには、こういうお遊びで気分
 転換するのもいいのではないでしょうか?         (森山貴代)


■CONTENTS■──────────────────────────


【1】セミナー情報:
   
  (1)開催間近!
     杉田峰康先生の「交流分析基礎理論」【再掲】

【2】DVD紹介:

  (1)杉田峰康先生の交流分析学習DVD、「あなたのゲームと脚本を探る」
     予約特典お申込みは11月30日まで!
      

【3】コラム:「忘年会で、プラスのストロークはいかがですか?」



■□■─────────────────── Transactional Analysis News

-----------------------------------------------------------------------
 セミナー情報(1)開催間近! 
          杉田峰康先生の「交流分析基礎理論」【再掲】
-----------------------------------------------------------------------


 交流分析を初めて学ぶ方・基礎理論と実際を復習したい方向けの、交流分析
 を体系的に学べる講座です。

   現在、このセミナーにお申込みと同時に、杉田先生の講義をまとめた
   DVD「あなたのゲームと脚本を探る」をお申込みいただくと、
  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┃【定価18,900円のところを15,750円でお買い求めいただける特典】┃
  ┃     (11月30日まで) http://www.iryo.co.jp/q405.html  ┃
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
   がございます。


 交流分析(TA)はアメリカで誕生した「わかりやすい自己発見の方法で、対
 人関係の心理学」です。全般に簡潔で、難しい用語を用いないので、多くの
 人々に理解しやすいのが特色です。

 今回は、日本における交流分析の第一人者・杉田峰康先生に、「交流分析基
 礎理論」と題して最新の知見も加えてご講演いただきます。

 まだお席に余裕があります。ぜひこの機会をお見逃しのないように。
 


   講 師:杉田 峰康(福岡県立大学名誉教授・同大学大学院講師)

   日 時:平成19年12月1日(土)〜2日(日)  

   会 場:あうるすぽっと3F 会議室B(東京都豊島区)
   
   詳 細: http://www.iryo.co.jp/q386.html 



  -------------------------------------------------------
  
  内容:
    ● 心理療法の発達と変遷
    ● 自己理解の基礎としての自我を学ぶ(構造分析)
    ● 三つの行動原理について
    ● コミュニケーションの分析
    ● あなたの感情生活の源を探る
    ● 自他肯定の「治療的自己」の確立を目指して

                            など
  -------------------------------------------------------


 ▼ お問合せ:株式会社チーム医療 seminar@iryo.co.jp




■□■─────────────────── Transactional Analysis News

-----------------------------------------------------------------------
 DVD紹介:杉田峰康先生の交流分析学習DVD、予約受付中!
       「あなたのゲームと脚本を探る」
       早期予約特典は、11月30日まで
-----------------------------------------------------------------------

 交流分析の第一人者である杉田峰康先生(現在日本交流分析学会理事長)の
 長年の研究を集大成した最新講座を完全DVD化!

 去る2007年2月10日(土)〜11日(日)に東京にて開催された、杉田先生の
 TAセミナー「より深く学ぶ交流分析:ゲーム分析と脚本分析を中心に」が、
 DVD化されました。
 
  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┃  11月30日まで、特典価格でのご予約受付中  ┃
  ┃     http://www.iryo.co.jp/q405.html    ┃
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


 DVDには、ゲーム・脚本分析の豊富な事例が盛り込まれています。また、
 先生の板書だけでなく講座で使われたテキストも表示され、視覚的にも学び
 やすくなっています。
 
 地方で学習の機会が少ない方、繰り返し学びを深めたい方、カウンセラー等
 心のサポーターの方、当講座に参加できなかった方などに特にお勧めです。 
 


  ========================================================
   杉田峰康先生による交流分析学習DVD

     「あなたのゲームと脚本を探る」
      〜心裡ゲームと人生脚本の徹底研究〜
  ========================================================
  
   2007年12月中旬 一般発売予定

   監修・指導 : 杉田峰康(福岡県立大学名誉教授)
  
   定   価 : 18,900円
           → webからのお申込は16,800円(消費税込)

           11月30日まで特典価格予約受付中
                        http://www.iryo.co.jp/q405.html 


  -------------------------------------------------------
  
  内容:

  ・Disc1:ゲーム分析 (4時間15分)

   1.分かっているのにやめられない、なぜ?
   2.心裡ゲーム
   3.臨床場面で演じられるゲーム
   4.あなたは犠牲者? 加害者? 救済者?
   5.ゲームからの解放:こじれる人間関係から親密性へ
   6.転移と心裡ゲーム
   7.日本人の心とゲーム
   8.ゲーム分析のまとめ 

  ・Disc2:脚本分析 (2時間45分)

   1.「三つ子の魂百までも」からの解放
   2.己に背く人たち:あなたの人生を牛耳る禁止令
   3.脚本のマトリックス(スタイナー)
   4.ラケット感情と脚本
   5.脚本分析のまとめ 

  -------------------------------------------------------

 ▼ 詳細: http://www.iryo.co.jp/q405.html 

 ▼ お問合せ:株式会社チーム医療  shouhin@iryo.co.jp 


   *冒頭クイズの答え:「↑前号の当商品案内記事の“ここ”」




■□■─────────────────── Transactional Analysis News



-----------------------------------------------------------------------
コラム:「忘年会で、プラスのストロークはいかがですか?」
-----------------------------------------------------------------------


 今年もまた忘年会のシーズンがやってきました。
 日頃何だかんだありながらも、組織として一つの目標に向かって仕事を分担
 し合いながら過ごしている職場の人たちと、テーブルを囲み杯を酌み交わす
 機会がある方も多いことでしょう。

 中には、あまり得意でない人もいるかもしれません。
 普段あまり話す機会のない人もいるかもしれません。

 忘年会ってそういう人と一緒だからいやだなぁと、ストレスに感じる人もあ
 るかもしれません。

 そういう人と一緒だからこそ、クリスマス前後にこのような一堂に会する時
 を利用して、「プラスのストローク、フィードバック」というプレゼントを
 与えるトライアルの機会にしてもいいのではないかなぁ? と提案したくな
 りました。

 何も、大げさなことをやろうといっているわけではありません。
 そんなことしたら、日頃やってない人が突然妙なこと言うのは何か下心があ
 るのではないか? とかえって怪しまれたりするかもしれません(笑)



  日頃あまり話をしない人に
  互いに同じ部署で頑張った一年をねぎらう「お疲れ様でした」の一言を
  さりげなく言ってみるとか、

  困った時にサポートしていただいたのに
  言い損なっていた感謝の気持ちやお礼を伝えてみるとか、
 
  相手の頑張りに対して
  「見ている、分かっている人がここにいますよ」ということを
  伝えてみたり、

  伝えていない尊敬の気持ちを本人に伝えてみる・・・   などです。

 日頃、「心の中では思っているけれど伝えそびれているちょっとしたプラス
 のこと」を、こういう機会に伝えてみてはいかがでしょうか? ということ
 です。



 自分がそんなことを伝えたら、相手が気持ち悪がったり怪しがったりしそう
 だ・・・と思う方は、日頃、よほどプラスのストロークやフィードバックを
 与えていないのかもしれない、とふりかえってみてはいかがでしょう?


 
 私達は、職場や家庭などで、他者に対して、できたことに対しては「できて
 あたりまえ」とストロークをあまり与えず、できなかったことに対してはマ
 イナスのストロークを与えていることが少なくありません。

 相手のできていない点、間違っている点、不足している点に着目して、それ
 に対してストロークを与えることで、相手の成長や変化を期待しているので
 す。「相手のためを思って」と悪気がなかったりする場合もあります。

 しかし、いつも「マイナスのストロークが多めになっている=極論すると、
 その人のマイナスの面しか見ていない」となると、それは相手をディスカウ
 ントしていることにもつながりかねません。

 「長所と短所は紙一重」。
 誰にだってプラスの面があるはずなのに、それを見落としている可能性が大
 いにあるといえましょう。

 相手のマイナスばかりに着目し、自分の発するマイナスのストロークを繰り
 返し耳にしていると、自分の中の相手のイメージがますますマイナスだらけ
 になっていくだけです。

 他者にプラスのストローク、フィードバックをしてみるという試みは、相手
 のいい点を探すだけでなく、自分の人を見る目をふりかえるいい機会にもな
 ります。



 「情けは人のためならず」ということわざがありますが、「プラスのストロー
 クやフィードバックは人のためならず」と置き換えることもできると私は考
 えます。

 他者の良い面、プラスの面に目を向けることがうまくなり、それを伝えるこ
 とができるということは、よりよい人間関係があなたの周辺に増えていく、
 ということを意味します。

 人は、プラスのストロークをもらうと、よほど屈折した人でない限りは、プ
 ラスを返そうとするからです。

 また、他者の良い面やプラスの面を見つけるのがうまくなると、自分自身の
 良い面やプラスの面を見つけるのも上手になることでしょう。



 コラムの最初の方に、「プレゼント」という表現をしました。

 「え〜、プレゼントは自分の気に入った人にあげるものじゃないの?」と、
 抵抗を感じたのであれば、「ご自分のためのプレゼント」ととらえてみては
 いかがでしょうか?

 あなたが周囲に与えたものは、回り回っていつかあなた自身へのプレゼント
 となって周囲から与えられることでしょう。



 まだ少し早いですが、メリー・クリスマス!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 発行元:インターネット交流分析研究会
 発行責任:森山貴代
 moriyama@iryo.co.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して発
 行しています。( http://www.mag2.com/ ) 発行登録番号:0000006928
 このメールマガジンの他に『まぐまぐ』からの『ウィークリーまぐまぐ』も届
 くようになります。ご了承下さい。必要のない方は『まぐまぐ』のホームペー
 ジから解除できます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
  
 


index No.15