Transactional Analysis News 106

index No.11

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  ■ ■ ■  ●交流分析メールマガジン 第106号     2004/09/22
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  ■ ■ ■  http://www.iryo.co.jp/ta-net       2575名に発行  
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 森山貴代です。9月も下旬にさしかかりましたが、ここ東京では、昨日の段階
 で真夏日が観測史上最多の68日を記録しました。今日も最高気温が30度を上回
 る予定です・・・。

 一方、朝晩涼しくなってきたせいもあるのか、私の周りではノド風邪をひいて
 いる人が4〜5人出てきました。

 季節の変わり目、みなさんも健康管理に気をつけてお過ごし下さいね。

 今回は特典のある書籍予約のご案内情報などをご紹介します。


■CONTENTS■──────────────────────────


【1】本の紹介:予約受付中!杉田峰康先生の「あなたが演じるゲームと脚本」

【2】セミナー情報1:「カウンセラー・心理職のための交流分析活用講座PART2」

【3】セミナー情報2:「よりよい人間関係とコミュニケーションスキル(BCB)」
           福井県にて開催

【4】イベント情報:第27回日本交流分析学会 中央研修会

【5】コラム:「『ぬちぐすい(命の薬)』というストローク」


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【1】本の紹介:予約受付中!杉田峰康先生の「あなたが演じるゲームと脚本」


 株式会社チーム医療より杉田峰康先生の新刊が発行されます。(9月末日予定)
 
 本書は、「なぜ同じ失敗を繰り返してしまうのか?」をテーマに、「ゲーム」
 と「脚本」を、一つずつ事例を示しながら解説していく内容となっています。
 事例によっては、ダイアナ元皇太子妃など著名人のゲームや禁止令も取り上げ
 ています。

 また脚本形成の要因としての「基本的構え」や「ストローク」の説明も含まれ
 ていますので、総合的な交流分析の学習にも利用できそうです。

 現在予約キャンペーン中。チーム医療のセミナーや学習教材を利用した方なら、
 
    消費税・送料込みで1冊 1,500円 にて予約申込受付中です。
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    (9月末日〆切。通常、消費税・送料込みで1冊 2,000のところ)


  
  「あなたが演じるゲームと脚本」

  著:杉田峰康
  発行:株式会社チーム医療 / 定価:1,600円(本体価格)
  問合せ:team@iryo.co.jp 担当:舷橋(ふなばし)



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【2】セミナー情報1:「カウンセラー・心理職のための交流分析活用講座PART2」


 好評だったPart1「〜現代社会の不安と心の健康〜」に引き続き、Part2では
 「心理ゲーム」に特化して、杉田峰康先生にお話していただきます。

 こじれる人間関係ともいわれる「ゲーム」のからくりと、その解決法を学んで
 いきましょう。また、日本人の心理特性の一つでもある「甘え」とゲームの関
 係についてもお話いただく予定となっています。
 
 なお、このセミナーは、交流分析の基礎的な部分(構造分析、交流パターン分
 析、基本的構え等)を学習されたカウンセラー・心理職の方々を対象にしてい
 ます。



  講 師:杉田峰康 先生

  日 時:平成16年12月4日(土)10:00〜17:00
         12月5日(日) 9:30〜16:30

  場 所:チーム医療研修室(東京都豊島区)

  参加費:29,400円(資料代・消費税込)

  定 員:30名

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  内 容:・ゲーム理論の変遷
      ・人はなぜ苦痛なパターンを繰り返すのか?
      ・臨床場面で演じられるゲーム
      ・ドラマ(カープマン)と三角形ゲーム
      ・ゲームのやめ方の徹底学習
      ・値引きとゲーム
      ・性格の発達とゲーム
      ・日本人の心とゲーム
      ・その他ゲームに関する事項  など
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  詳細・お申込:株式会社チーム医療
         http://www.iryo.co.jp/teamiryo/PSY_SEM/naiyo/1418.htm



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【3】セミナー情報2:「よりよい人間関係とコミュニケーションスキル(BCB)」
    
     BCB(Breaking the Communication Barrier)1日入門セミナー


 BCBとは、米国でマネジメント・コンサルタント、リーダー訓練、講演など
 幅広く活躍しているエーブ・ワーグナー氏(国際TA協会教授会員、 NLP教授)
 が開発したコミュニケーションのプログラムです。

 コミュニケーションや自己成長などに役立つ「交流分析理論」「 NLP(神経言
 語プログラミング)」を中心にして組み立てられています。

 今回は、福井県にて1日入門セミナーを開催します。
 

  日 時:2004年10月31日(日) 10:00〜16:30
  場 所:福井アカデミアホテル(福井市菅谷、福井駅からバスで約15分)
     
  参加費:12,600円
  定 員:60名

  講 師:梅本和比己(株式会社チーム医療代表取締役/BCBファシリテータ)
  
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  内容:・よいコミュニケーションに役立つTAと NLPのスキル
     ・よりよいコミュニケーションには何が必要か?
     ・よりよい人間関係の基本テクニック
     ・効果的なコミュニケーションのテクニックとそのトレーニング
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  詳細・お申込:株式会社チーム医療
         http://www.iryo.co.jp/teamiryo/PSY_SEM/naiyo/1407.htm



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【4】イベント情報:第27回日本交流分析学会 中央研修会 2004秋

    テーマ:「統合療法としての交流分析 〜各種心理療法との接点〜」

 交流分析学会で活躍中の会員で、それぞれの理論と技法に習熟している先生方
 を講師とし、理論と技法の紹介と演習を行います。
 
  講師:基調講演:
       杉田峰康氏(福岡県立大学大学院)

     シンポジスト:
       新里里春氏(琉球大学教育学部)
       菅沼憲治氏(茨城大学大学院)
       江花昭一氏(横浜労災病院心療内科)


  日時:2004年10月16日(土)13:30〜16:30 基調講演
     2004年10月17日(日) 9:30〜15:05 シンポジウム
               15:15〜16:30 総合ディスカッション
                      
  会場:東邦大学臨床講堂(東京都大田区)

  参加費:日本交流分析学会員:10,000円、非学会員:13,000円
      学生:3,000円
     
  詳細:http://www.iryo.co.jp/ta-net/gakkai/2004aki.html
  


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【5】コラム:「『ぬちぐすい(命の薬)』というストローク」


 ちょうど1ヶ月前、私は沖縄県の八重山諸島を訪れていました。
 一人旅+現地の知人と合流というプランで数日間を過ごしました。

 沖縄には「ぬちぐすい」という言葉あって「命の薬」という意味なのだそうで
 す。どうやらそれは心や体が喜ぶものの総称のようで、人によっても違ってい
 て、おいしい手料理だったり、暖かなかかわりだったり、美しい風景だったり
 すると聞きます。今回の旅で、私もたくさんの「ぬちぐすい」をもらいました。



 美しい自然に身をゆだね包み込まれ、肩の力を抜いて素のままの自分に戻る。
 地元の知人やそのお仲間たちと、童心に戻って遊ぶ。
 みんなでおいしい地元の食材の料理をおなかいっぱい食べ、泡盛を飲み、夜遅
 くまでおおいに語り合う・・・。

 地元の人と一緒に時間を過ごしたおかげで、単なる外から眺める観光の一人旅
 では味わえないいろいろな体験ができました。また、そんなふうに時間を過ご
 せるように、相手がいろいろ考えてくれているのも伝わってきました。心身と
 もにたくさんの栄養をもらいました。
 それは、私にとっての「ぬちぐすい」でした。

 心身、特に心が喜ぶ栄養・・・。
 「あぁ、これもある意味、ストロークだなぁ」と思いました。



 「ありがとうねぇ」と言う私に、地元の人たちは、「お礼はしなくていい。そ
 のうれしいと思う気持ちで、他の人に何かしてあげればそれでいいよ。」と言っ
 てくれました。


 
 プラスのストロークをたくさんもらってきた人は、与え方がわかるし、それを
 実際に人にも与えることができるといいます。
 私自身、今回の旅でもうおなかいっぱい胸いっぱいになるくらいいただき、こ
 のところ疲れて自分のことだけで精一杯になりがちだった心が元気を取り戻し
 ました。
 
 旅先でうけたストロークのパワーを、私も自分の周りの人の心が喜び元気にな
 るように与えていけたらと、気持ちを新たにしました。



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 発行元:インターネット交流分析研究会
 発行責任:森山貴代
 moriyama@iryo.co.jp
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