TAネットワーク東京地方会 ゲーム分析の理論と応用
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学校の先生、保育関係の方・栄養士・薬剤師・看護婦・保健婦・歯科医師・医師
・歯科衛生士・ボランティア・社会福祉関係者・介護福祉士・経営コンサルタント・企業経営者の方など あらゆる方にお勧めします。 ・交流分析は、気持ちの良いコミュニケーション、上手な自己表現を可能にします。 |
開催日 平成11年12月11日(土)9:50〜16:30 会 場 かんぽヘルスプラザ東京4F(東京都豊島区)
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時間帯 | ご講演内容及び講師(敬称略) |
9:50 〜 10:50
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●ゲーム分析の基礎 <講師>芦原 睦(中部労災病院心療内科部長) 1.3つの欲求理論と4つの分析 2.時間の構造化理論におけるゲーム 3.日常生活にみられるゲーム あなたは後味の悪い感情に駆られることを何度も繰り返していませんか? それはどんなことですか? それはどのような形で始まりますか。 このセクションでは、ゲームの起こるメカニズムと日常みられる典型的な事例について解説していただきます。 |
11:00 〜 12:00
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●ゲームと防衛機制 <講師>杉田 峰康(福岡県立大学人間社会学部教授) 1.防衛機制とは。その種類。 2.防衛機制をP・A・Cで描く 3.防衛はゲームの1つの側面 4.交流の改善と防衛の放棄 精神分析では、防衛は愛の喪失や良心の咎めがもたらす不安から自分を守るために、自我が一生涯つづける戦いとみなします。これに対し、常に変化するコミュニケーションを扱う交流分析では、防衛はゲームの1つの側面にすぎないと考えます。人には、成長にとって望ましくない欲求を満たすために、ゲームを演じる傾向があります。人がゲームをやめるとき、防衛を手放し、よりよいコミュニケーションへの道が開けるのです。 |
13:10 〜 14:10
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●屈折した甘えとゲーム <講師>杉田 峰康 1.依存欲求(甘え)と承認欲求(ストローク) 2.ゲーム:ゆがんだ形の欲求充足 3.屈折した甘えのいろいろ 4.マイナスのストロークの習慣化 甘え理論(土居)によると、人は甘えたくても甘えられないとき、すねる、喰ってかかる、こだわる、恨むなどの屈折した甘えを示すといわれます。交流分析では、人は肯定的ストロークが不足すると、否定的ストロークでそれを補うことを重視します。いずれも不十分な欲求充足の方法といえましょう。これらの対処法を、その結末から考えるとき、ゲーム分析が役立ちます。 |
14:20 〜 15:20
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●医療にみられるゲーム症例の実際とその対応(症例呈示) <講師>芦原 睦 1.ゲームの4つの形とその症例 2.医療におけるゲームの防ぎ方 医療者と患者さんの間で行なわれやすいゲームのパターンとその事例を紹介してもらいます。 また、このようなゲームになってしまった時、どう対処したら良いか、実際にどう対応しているかについてもお話ししていただきます。 |
15:30 〜 16:30
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●ゲームをやめるためには <講師>杉田 峰康 1.Aで考え、交叉的交流を活用する 2.非生産的な時間を過ごさない 3.「切り換え」の瞬間に気づく 4.肯定的ストロークを与える、求める ゲームの阻止にはAによる認識的転換が必要です。「仕掛け」を単純にことわり、「値引き」を拒否しましょう。特に「切り換え」の段階に注意し、救済者→加害者等のシフトを拒むことが大切です。代替案を使い、建設的な結末(精神的報酬、よい気持ち)にもって行きましょう。非生産的な時間の浪費を防ぎ、いつまでもラケット感情に浸らないことも大切です。 |
かんぽヘルスプラザ東京4F
東京都豊島区東池袋4-7-7
TEL 03-5952-6881
(1)JR線・西武池袋線・地下鉄・東武東上線の池袋駅東口から徒歩8分
(2)地下鉄有楽町線東池袋駅から徒歩2分
※JR線東京駅から山手線で、池袋まで 23分JR線新宿駅からは8分
●参加費
一般の方 10,000円(消費税込)
TAネットワーク会員の方 8,000円(消費税込)
昼食は各自でお願いします。
●受講証
●申込先
●入金法
●取消について