新潟地方会 スクールカウンセリングに活かす 交 流 分 析
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学校の先生、保育関係の方・栄養士・薬剤師・看護婦・保健婦・歯科医師・医師
・歯科衛生士・ボランティア・社会福祉関係者・介護福祉士・経営コンサルタント・企業経営者の方など あらゆる方にお勧めします。 ・交流分析は、気持ちの良いコミュニケーション、上手な自己表現を可能にします。 |
後 援 新潟県教育委員会 開催日 平成11年7月24日(土)9:50〜15:40 会 場 新潟市中地区公民館ホール(5F) 講 師 杉田 峰康 福岡県立大学大学院教授・TAネットワーク理事
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時間帯 | ご講演内容及び講師(敬称略) |
9:50〜10:40
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<講師>杉田 峰康 ●交流分析(TA)のアウトライン 1.三つの自我状態とは 2.コミュニケーションの三つの様式 3.こじれる人間関係(ゲーム)のルール 4.あなたの人生のシナリオ(脚本分析) このセッションでは、交流分析のアウトラインを学習いたします。 また、カウンセリングその他の心の問題に対するいろいろな援助の方法と、交流分析との関係について言及したく思います。 特に学校におけるTAの応用について、ご一緒に考えてみましょう。 |
10:50〜11:40
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<講師>杉田 峰康 ●教育とカウンセリング 1.相反する二面性 a.教育指導とカウンセリングの原理は対立するのか? 2.両者の調和をはかるストローク a.教育の基盤としての人間関係の回復 b.ストロークとその原理 子どもたちは欲求の実現と制限の適切なバランスの中で健康な心理耐性と能力を見につけて行きます。 教師はカウンセリングの導入によって、対立原理に心の葛藤を体験します。 TAでは、ストロークの応用によって、教師・生徒間の人間関係を回復し、生徒間の交流を促すことで、対立の調和を図ることができると考えるのです。 |
12:50〜13:40
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<講師>杉田 峰康
●教育現場で演じられる”ゲーム” 1.生徒が演じるゲーム a.ストロークを求めているゲーム b.他者否定タイプ c.異性やセックスをめぐるゲーム 2.教師が演じるゲーム a.生徒にストロークを求めるタイプ b.救済者タイプ c.迫害者タイプ 自分でも気づかずに非建設的な人間関係を繰り返し、時には自分や相手を破壊的な結末に追い込むような交流様式が”ゲーム”です。 ここでは、教育現場で演じやすいゲームのいくつかを考慮します。 また、ゲームの法則、その奥に潜むラケット感情、更にはゲームから解放されて心地よい人間関係を営む方法を学習いたします。 |
13:50〜14:40
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<講師>杉田 峰康
●カウンセリングへの導入 1.学校カウンセリングの性質 a.親子関係と契約関係との中間 b.教師は生徒から「温かくやさし い人」と受けとめられているか? 2.カウンセリングの初期 a.非言語的コミュニケーション b.体のことから始める c.悩みから出発する d.「開かれた質問」を中心に聴く e.初回(初期)面接の重視 学校カウンセリングは、まだ発展途上にある子どもを対象としますから、その方法に柔軟性があってよいと思います。 教師として立場を生かして、生徒にありのままの心の内容を表現できる雰囲気づくりが大切です。 ここでは信頼関係樹立のための方法を考えてみましょう。 |
14:50〜15:40
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<講師>杉田 峰康
●思春期前期のカウンセリング 1.発達についての基本的な知識 a.性衝動・攻撃衝動のたかまり b.同性の仲間とのつながり c.傷つきやすさ(自尊心の保持) 2.カウンセリングの二面性 a.保護する 対 対決して強くなる b.基本的な人間関係を身につける c.ヒミツをめぐる攻めぎあい 現代の中学生は、集団に入れず、批判に弱く、"むかつく、キレル”など我慢ができない子が多いのです。 教師は特にカウンセリングを行うという形なしに、日頃から生徒との人間関係を作っておくことが大切です。 学校体制の中で、如何にしてヒミツを共有するかについて、ご一緒に考えてみましょう。 |
※テキストは「教育カウンセリングと交流分析」(税込価格2940円・チーム医療発行)を使用します。(別売) |
新潟市中地区公民館
新潟市古川町4番12号/tel 025-271-0017
●交通案内
●参加費
一般の方 10,000円(消費税込)
TAネットワーク会員 8,000円(消費税込)
昼食は各自でお願いします。
●定員
150名(自由席)
●受講証
●テキスト
●申込先
●入金法
●取消について