1996/TAネットワーク
平成8年11月3日(日)9:30〜16:00
コミュニケーションの改善とストローク
〜より親密なふれ合いを求めて〜
交流分析でいうストロークとは、ごく簡単に言うと「スキンシップ」「心のふれあい」といった意味です。人間ひとり一人が生きて行くのに必要な「心の栄養」というとらえ方もできます。
但し、気持ちの良いストロークが得られないと、逆にマイナスのストロークであっても与えてもらいたいという行動や言動を取るという事が、心理学的に確認されています。
今回は、この「ストローク」を取り上げ、その法則性や、実際どんなストロークがあって、どんな場合に使われるのか、具体的な所を学習していただきます。
また、実際にいろいろなタイプの「ストローク」を体験してもらい、その効果や問題点を確認してみて下さい。
●会場
後楽園会館・大会議室
東京都文京区後楽1-7-22
TEL:03-3815-8171
(1) J R、営団地下鉄・飯田橋駅より歩道橋
を渡り「飯田橋公共職業安定所」の信
号を左折し300M直進、徒歩約10分。
(2) 営団地下鉄・丸ノ内線・後楽園駅より
「小石川後楽園入口」方向へ、徒歩約5分。
●申込先
TAネットワーク事務局
〒170 東京都豊島区南大塚2ー37ー12 和田ビル3F
株式会社チーム医療内
TEL 03-3945-0771 / FAX 03-3945-0355
電話受付は月〜金曜日の9:30〜17:30に行なっています
●参加費
・TAネットワーク会員/12,360円(税込)
・一般参加費/15,450円(税込)
※参加費にはテキスト代、消費税を含みます。
※お弁当をこちらでご用意いたします。
●プログラム
●「ストロークの」意味とその法則
9:30〜11:00
- 1.ストロークの交流分析的な意味
- 2.ストロークの種類の概要
- 3.ストロークの法則
- 4.子供の発達とストローク
- 5.ストローク飢餓と性格形成
- 〈講師〉杉田 峰康(福岡県立大学人間社会学部教授)
- ここでは以下のようなストロークの応用にそなえて、TAにおけるストロークの意味、その種類、性質などについて復習します。次に人生の基礎工事にあたる乳幼児期の母子関係を中心に性格発達とストロークの関係について考えてみたく思います。
●ストローク不足とストレス関連病
11:10〜12:10
- 1.ストレスとは何か
- 2.ストレス関連病の概略
- 3.ストロークとゲーム理論
- 4.陰性のストローク集めとしてのゲーム
- 5.ストローク不足及びゲームを演じる症例
- 〈講師〉芦原 睦(中部労災病院心療内科副部長)
●ストロークと傾聴の技法
13:10〜14:10
- 1.言語的なストロークと非言語的なストローク
- 2.C.ロジャーズによる傾聴の技法と実習
- 3.W.オハンロンの「可能性療法」に見る傾聴の技法
- 4.NLP(神経言語プログラミング)に見る傾聴の技法
- 5.M.エリクソンによる患者へのアプローチ
- 〈講師〉白井 幸子(東京医科大学臨床心理士)
●ストロークと親密な交流
14:20〜15:20
- 1.親密な交流を妨げるものは何か?
- 2.あなたの信念体系を探る
- 3.あなたの本来の感情とラケット感情を区別する
- 4.親密な交流を妨げているあなたの姿を見る
- 5.無条件の肯定的ストロークへの決断
- 〈講師〉杉田 峰康(福岡県立大学人間社会学部教授)
●Q&A
15:30〜16:00
- まとめとして、全体を通してのいろいろなご質問をいただき、ご一緒に考えてみたいと思います。
今までに開催したTAネットワーク主催セミナー情報
TAネットワーク主催セミナー情報に戻る