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2016年12月26日(月)17時まで

早割価格あり

第2206回チーム医療セミナー

事例検討:人格適応論をプロフェッショナルとして臨床に活かす

~理論の勉強だけでは体得できない、臨床の実際に触れる~

更新情報
  • セミナーの詳細ページを公開しました(10月14日)

生き延びるため、人の期待に沿うために身につけた生き方のスタイル
~人格適応論とその学ぶメリット

Vann Joines氏によると、人の性格とは

「幼児期に肉体的、心理的に生き延びるために、または、自分にとって重要な人の期待に沿うために適応してきた結果として生み出された、その人らしい生き方のスタイル」

のことだといいます。

人は与えられえた幼児期の環境の中で、精一杯適応しながら生きていくプロセスで、その人らしい適応のスタイルを身につけます。

そして、その適応のスタイルは、成人にとって、その人らしい特徴や傾向や生き方のクセのようなものとして現れます。

この適応の違いによるタイプを研究した成果が「人格適応論」です。

人格適応論を学ぶメリットには、

・交流分析の主要理論を統合できる

(人格適応論は交流分析的人間理解を基に発展した理論)

・人を立体的/多層的に理解できる

・その人の人格適応タイプに合わせた方法でラポールがすばやく形成できる

・人格適応タイプごとに違う「人の変化のポイント」を理解することで、

クライエントに合った方針が立てられる

つまり、人格適応論を活用することにより、自己理解、クライエントの見立てと、臨床に大きな効果が期待できます。

そして、今回のセミナーは、その人格適応論を実際の事例を検討することで学んで行く新企画です。

事例に協力して下さった方に感謝と敬意を~鈴木先生が大切にしていること

臨床家はクライエントのプライバシーを守ることについて、倫理上とても重大な責任を負っています。それは、たとえクライエントに事例検討の許可を得ている場合も同じです。

本来、守らなくてはならないプライバシーを、あえて事例検討として使わせていただく意味は何なのでしょうか?

それは、フィクションではない、実在の人のリアルな体験を共有させていただくことで、理論の勉強だけでは体得できない、臨床の実際に触れることが可能となるからです。

河合隼雄先生のお言葉を借りるまでもなく、事例には特別な力があります。

事例には、クライエントの一人一人の生きる力が凝縮されているのだと思います。

プログラムの中に事例検討の時間が含まれますので、事例検討に協力して下さったクライエントに感謝と敬意をもち、守秘義務を倫理として共有できる臨床家、カウンセラー、セラピストの方に、参加者を限らせていただきます。

楽しくも真剣な学びから「人格適応論はこう使えるのか!」という感覚をつかんでいただける2日間にしたいと思っています。

鈴木 佳子

ラベルを貼るようなイメージを持つとずれてしまう~鈴木先生の人格適応論推しの理由

▼人格適応論を使って立体的に見立てていく

――:今、お話がありましたTAが使いやすいということについて、確かに色々な理論があって、それを学んで、実際、カウンセリングにどう生かすかはとても大きな課題だと思うんですが。
具体的には、例えばどんなふうに使いやすいんですか。

鈴木:よく交流分析と言うと、エゴグラムを思われる方がいますし、チェアワークを思い浮かべる方が多いと思うんですけれども。

実際に私自身が学生相談をやってる時に、チェアワークはあまりやらないですし、エゴグラムも実は、テストをあまりやらないんです。

何に使うかというと、見立てに使うんです。

つまり、目の前にいる学生さんがどんな学生さんなのかを、ご一緒していく時に、交流分析的な見立てをしていくことで、立体的にその人のことが理解できるようになる。

特に人格適応論が普及してから、よりこの辺が使いやすくなったと思うんです。それまでもドライバーですとか禁止令ですとか、色々な切り口がありましたけれども。

人格適応論がそういったものを1つにまとめ上げてくれたので、目の前にいる学生さんが色々おっしゃっているお話を伺いながら、「この方はこうかな、ああかな」という形で理解を深めていきながらお話を聞かせていただけるので、そういう意味でとても見立てに使いやすいですね。

――:そうすると、見立てに使いやすいという1つのよりどころは、人格適応論というのが大きいだろうと。

鈴木:そうですね。大きいですね。

▼オーダーメードじゃなくて、セミオーダー

(前略)

――:最近、ストレスに悩む方がとても多いわけなんですが、認知行動療法なんかでは、考えに注目して、考えを変えると感情が変わるというような、そういうアプローチもあると思うんですけれども。そういったものとはまた違うんでしょうか。

鈴木:交流分析の場合、考えが変わって感情が変わっても、もちろんそれもありですね。

――:あと、行動を変えることによっても変わる。

鈴木:人格適応論で言えば、オープンドアがどれかによって、その入り口をその方によって変えていくっていうようなことを考えますので。

――:今、オープンドアというお話がありましたけれども、オープンドアとトラップドアでしたか、それを間違うと大変・・・。

鈴木:引っかかってしまう(笑)。

――:はい。難しくなるというふうにお聞きしましたけど、そんなに明確に区別というか、分かるものなんですか。

鈴木:明確に区別ができる場合とできにくい場合がありますけれども、人格適応論はラベルを貼るようなイメージを持つと、多分ずれてしまうと思うんですね。むしろ、色々な要素の集合体と考えていただいたらいいと思うので。

ただ、大きく幾つかのパターンみたいなのがありますから、1つのパターン、「こうかな」と想像しながら、その「こうかな」に対して、「あ、ここが違うぞ」とか、「ここはこうだな」というふうにやっていく。

オーダーメードじゃなくて、セミオーダーみたいな・・・

――:なるほど。セミオーダーのような考え。

鈴木:まず、ひとくくりがあるので、見立てやすいというのが1つ。見立てというと、何か一方的にこちらが切ってしまうようなイメージになるとしたら、誤解だと思うんですね。

クライアントのことをいかに理解させていただくかというときに、人格適応論が使いやすいということです。

(月刊 心のスペシャリストの秘訣 インタビューの抜粋より)

典型像をお示しします~6つの人格適応タイプ

熱狂的過剰反応者……演技型
大勢の人と楽しく時間を過ごすことが好きで、その中心にいることが好き。
卓越した人好きで、社交的でもてなし上手。感情に非常に敏感。
あたたかく、一緒に居て楽しいと感じる人。
ストレスがかかると、感情的に過剰反応しやすい。
責任感ある仕事中毒……強迫観念型
一対一か、少人数でいることを好みながらも、人からの働きかけを待つより、率先して問題解決にあたる。
責任感があり、完璧主義。良心的で頼りになる。ジンクスを信じる。
ストレスがかかると、更に自分を忙しくする。
才気ある懐疑者……パラノイド型
信頼できる人と、少人数でじっくり話し合うことが好き。強い信念がある。
慎重で、明晰な思考力を持っているひと。感受性が強い。殆どミスを犯さず、経理や管理監督者、法律家などに向いている。準備には抜かりがない。
ストレスがかかると、状況を自分でコントロールしようとする。
創造的夢想家……スキゾイド型
多くの人とワイワイするよりは、一人で静かに思いを巡らせることが好き。
忍耐力が強く、言われたことを確実にやり遂げる。恥ずかしがり屋。
親切で、一緒に居て気持ちが休まる人。他の人の存在や立場を尊重する。
ストレスがかかると、ひきこもる。
おどけた反抗者……受動攻撃型
自分から人に働きかけることは少ないが、大勢の人と楽しくユーモアたっぷりに話をするのが好き。
エネルギッシュで、粘り強い。何かおかしいことが起こると、真っ先に気づき、指摘する能力がある。
ストレスがかかると、妨害をしたり、ふくれたりする。
魅力的操作者……反社会型
多くの人の先頭に立って、エネルギーを発揮することが好き。
魅力的でカリスマ性がある。興奮やドラマティックな刺激を求める。
目的志向が強く、企業のトップや政治家、芸能人などに多く見られる。
ストレスがかかると、自分の欲しいものを得るために他人を操作しようとする。
セミナー概要
講 師
鈴木佳子先生
  • 鈴木 佳子(すずき よしこ)
  • 東京経済大学学生相談室課長・専任カウンセラー
  • 国際交流分析協会認定交流分析士(PTSTA)
  • 臨床心理士
  • 日本交流分析学会理事
  • 日本学生相談学会理事
  • プロフィール
日 時

2017年2月4日( 10:00~17:00

5日( 9:30~16:30

プログラム
  1. 1.人格適応論の基本を理解する
    • ・発展の歴史
    • ・6つの人格適応タイプの特徴
    • ・各人格適応タイプの見分け方
    • ・各人格適応タイプに適した接し方、態度(コミュニケーション・モード)
    • ・各人格適応タイプに適した働きかけ方、プロセス(コンタクト・ドア)
  2. 2.事例検討~人格適応論で見立てる練習
    • 鈴木先生による事例の説明の後、参加者でグループを作って事例を検討し、人格適応論的見立てを練習します。
    • そして、実際に鈴木先生はどのように見立てたか、そのポイントはどこか、どのように対応したか、結果クライエントはどう変化したかを分かち合います。
    • 鈴木先生がおっしゃる通り、理論の勉強だけでは体得できない臨床の実際に触れながらの学びです。
  • ※間に休憩をはさみます。
  • ※昼食は各自でご用意ください。
  • ※内容は変更、追加される場合もあります。
会 場

ミューザ川崎シンフォニーホール 4F 音楽工房・会議室1

〒212-8557 神奈川県川崎市幸区大宮町1310 TEL.044-520-0100

その他

本セミナーは臨床心理士資格更新ポイントを申請予定です。

参加者6名以上のセミナーで、臨床心理士が30%以上かつ5名以上の場合に申請します。

お申込みについて

参加費

【予約前納制】

早割価格あり

2016年12月26日(月)

17時まで

2016年12月26日(月)

17時以降

38,880円(消費税込)

36,000円(本体)

  • ・本ページからのお申込み
  • 43,200円(消費税込)
  • 40,000円(本体)
  • ・一般(電話・FAX・郵送申込)
  • 47,520円(消費税込)
  • 44,000円(本体)

38,880円(消費税込)

36,000円(本体)

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